【巨人】8連敗で貯金ゼロ…原監督も言葉出ない「何とか、う~ん、そうね、う~ん」1安打完封負け

スポーツ報知
6回1死一塁、見逃し三振に倒れる丸(カメラ・堺 恒志)

◆JERAセ・リーグ 巨人0―3阪神(14日・東京ドーム)

 今季最後の伝統の一戦で巨人がまたもや貧打に泣き敗れた。0―0で迎えた9回にビエイラが3点を失い、引き分けを挟んで4年ぶりの8連敗。9月2日に最大15だった貯金がついに0となった。左腕・高橋ら阪神投手陣の前にわずか1安打で無得点負け。9試合連続2得点以下は93年以来28年ぶりで、松原の連続試合安打も「27」でストップした。CS進出からの日本一を実現させるためにも、まずは1つ勝ちたい。

 最終回の攻撃もあっけなく3人で終わった。9回2死、岡本和のハーフライナーが左翼手のグラブに収まる。今季ワーストの1安打で、今季13度目の完封負け。連敗も8に伸びては、原監督の言葉も、歯切れが悪くなる。「何とか、う~ん、そうね、う~ん、まぁ、う~ん、何て言うか言葉がなかなか出てこないね」。9月2日に最大15あった貯金が、4月11日以来の「0」となった。

 「あと一本」どころか「まず一本」すらなかなか生み出せなかった。自身7連敗中の先発・山口が必死に試合を作り、7回無失点の力投。それでも阪神先発・高橋の前に放った安打は5回先頭で左前にはじき返した中田の1本のみ。得点圏に走者を置いたのは、2回1死から四球を選んだウィーラーが、続く中田の左中間フェンス際への大飛球で果敢にタッチアップで二塁を陥れた一度だけ。最終回に守護神・ビエイラが2死一、二塁から連続二塁打を浴びて3失点した。経験の浅い岸田と組み、右腕が2度マウンドに呼ぶなど意思疎通に苦労した影響もあったか。ただ、それ以前に無得点では何があっても勝てない。

 最近10試合は2分けを含めて8連敗。その間、坂本が39打数5安打で1割2分8厘、現在も16打席連続で無安打(1四球含む)が続く。岡本和も同じく34打数5安打の1割4分7厘。やはり勝敗に直結してしまう主軸の復調は、CSに向けて必須だ。高橋には9月25日の対戦(東京D)でもプロ初完封を献上しており、今季16イニング無得点と相手に見下ろされていても仕方がない。当然、CSで対戦する可能性もある。元木ヘッドは「やられていることは、やり返さないといかん」とここ一番での選手の意地をかき立てた。

 阪神とは今季、14年ぶりの負け越しとなる9勝13敗3分け、最後は6戦勝ちなし(4敗2分け)のままレギュラーシーズンの対戦を終えた。「本当にジャイアンツファンに申し訳ない、というね。まだまだ出来るチームだと思う。何とかしなきゃいけない」と原監督は振るわない打線をわびた。このまま終わっていいのか。悔しくないか。ファンはまず、意地のこもったプレーが見たいはずだ。(西村 茂展)

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