前日本王者・佐川遼が8回TKO勝ち リベンジ成功で再起戦飾る

スポーツ報知
7回、佐川遼(右)の右ストレートが小坂烈の顔面を捉える(カメラ・小泉 洋樹)

◆プロボクシング「ダイヤモンドグローブ」 ▽58・0キロ契約8回戦 〇佐川遼(8回TKO)小坂烈●(14日、東京・後楽園ホール)

 前日本フェザー級(57・1キロ以下)王者・佐川遼(三迫)が小坂烈(SUN―RISE)を8回TKOで退け、再起戦を白星で飾った。

 佐川はジャブで距離を取りながら、試合をコントロール。得意の右ストレートを打ち込み、ポイントを重ねた。8回、右をダブルで効かせると、棒立ちになった小坂をレフェリーが抱きかかえて試合を止めた。

 「リベンジマッチで、モチベーション高く臨めました。前半は危ないポイントがあったけど、ガードをしてから左を打ち込む練習をしていたし、そこは出せたかなと思う」と佐川。小坂は2017年5月に対戦し、倒されて2回TKO負け。プロ初黒星を喫した相手だった。加藤健太トレーナーは「前半、逃げのボクシングになっていた。足を半歩遠くすること、それからフェイントを入れることを指示し、中盤からはしっかりできていた」と明かす。佐川自身も「最初、顔を見た時にはちょっと怖かった。倒されたイメージが強くて…」と認めた。

 だが、それこそが三迫貴志会長の“狙い”でもあった。「1度、負けた相手に勝ってもらいたいと思って組んだ試合。佐川は2戦目で負けたが、負けたことで日本チャンピオンにまでなれた。負けて強くなったことを思い出して、そこで勝てれば自信につながるから。最後はストップ勝ちできてうれしかった。勝ってくれると信じていた。ホッとした」

 佐川は小坂へのリベンジを果たすとともに、今年2月、丸田陽七太(森岡)に7回TKOで敗れて3度目の防衛に失敗し、王座を失ってからの再起を飾った。「またタイトル戦線に復活できるように」と王座返り咲きとさらなる飛躍に思いを強くした。

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