期間限定で再集結の横浜銀蝿がファイナルツアーを開幕「夜露死苦!」

スポーツ報知
ファイナルツアーをスタートさせた横浜銀蝿40th

 80年代日本のロックンロールシーンを沸かせ、期間限定で再集結した4人組バンド「横浜銀蝿40th」が14日、東京・LINE CUBE SHIBUYAでファイナルコンサートツアー「バハハ~イ集会『昭和魂 永遠!』」を開幕させた。ボーカル・翔は「初日から全開で行くぜ!」と“戦闘モード”。活動を終了する12月31日まで残り78日、4人は爆走する。

 渋谷が昭和にタイムスリップした。リーゼント、革ジャン…80年代の不良を思わせるスタイルに身を包んだファンも駆けつけ、翔は「みんなと楽しい2時間を過ごしたいので、夜露死苦!」。代表曲「ツッパリ High School Rock’n Roll」「男の勲章」から新曲まで全19曲、熱狂の渦を巻き起こした。

 79年に結成。「ツッパリ」「バリバリ」などの曲や話術が若者の心をとらえ、3年3か月の活動で総売り上げ378万枚を誇る伝説的バンドだ。40周年を迎えた20年、1年限定で83年の解散以来初めて4人そろって活動をする予定だったが、コロナ禍でライブができず、活動期間を1年の延期した。

 緊急事態宣言中には、メンバーのLINEグループで仕事の話しをするなど、コミュニケーションは怠らなかった。ベース・TAKUが制作した「ツッパリHigh School Rock’n Roll(在宅自粛編)」は、96万回再生を突破するなど話題を集めた。今春には感染拡大の影響で延期したZeppツアーの開催、9月にアルバム「ぶっちぎり249」を発売するなど、2年間を全力で駆け抜けた。

 翔は「ジョニーがいる『―40th』が1年延び、災い転じてじゃないけど、楽しかった。ファンの子も喜んでくれたと思う」と語った。

 実は、銀蝿の活動期間が延期されるのは今回で2度目だ。デビュー前に「シングル&アルバム1位、日本武道館を満タン(満員)にしたら解散」と誓い、2年の活動を予定したが、シングル1位のみ達成できず、3年目に突入した過去を持つ。今回も1年の活動延期となり「辞めるって言いながら、もう1年やる。そういう星の下にいるのかな」。翔は笑った。

 子どもの誕生を機にキングレコードに就職し、表舞台から離れ、関連会社「ベルウッド・レコード」の代表取締役社長も務めるギター・Johnnyは、Zeppツアー初日に息子が訪れたことを告白し「『オヤジかっこよかったよ』って。裏方として音楽を売れる、売れないじゃなく、『かっこいいだろ、餓鬼共!』とできたことが幸せ」。再集結への充実感を漂わせた。

 ボーナストラックのような追加の1年も、11都市12公演のファイナルツアーを行い、年内で一区切りを打つ。

 TAKUはこのタイミングでのファイナルツアーを前向きに捉え「メンバー間、スタッフとも2年かけて、コミュニケーションがとれるようになり、ようやく息があってきた。今から『よし、いこう!』っていうのはちょうどいい時期。伊達の40年じゃなく見えているかな。そういう姿を一緒に成長してきた同志に見てよっていう気持ちもある」。

 一方、Johnnyも「めいいっぱい自分でも楽しみたいですし、全国へ行くから、当日券もあるとのことなので、Johnnyの勇姿見に来てよ!体形もがんばって保ったし、昔よりうまいぜ!」。往年のファンと時間を共有したいという強い思いを明かした。

 今後は、以前のように翔、TAKU、嵐は音楽活動を、Johnnyは裏方に専念する。Johnnyは「もしかしたら50周年をやるかもしれないけど、先のことは分からない」としつつも、メンバーにむかって「とにかく健康でいようね」と誓い合った。

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