バーチャファイター新時代!公式大会初代王者「プロになってガンガン稼ぎたい」

スポーツ報知
初代王者となった「ハート様」

 11年ぶりの再始動を果たした人気対戦格闘ゲームの公式全国大会「バーチャファイターeスポーツ チャレンジカップ シーズン0 ファイナル」が10日、都内で開催された。6月の再始動後初めての大型全国大会。予選を勝ち抜いた16人のファイナリストがオフラインで集結し、日本一の座を競った。会場には格闘ゲーマーとしても知られるエアバンド「ゴールデンボンバー」の歌広場淳(36)も駆けつけ、初代王者の誕生を見守った。

 “オンライン最強の男”は、オフラインでも強かった。年齢無制限(12歳以上)の「FREE部門」。勝率8割超を誇り、バーチャファイター(VF)のオンラインランキングトップに君臨するプレイヤーネーム「ハート様」が、強豪居並ぶトーナメントを豪快に勝ち抜いた。

 操作の難しい力士のキャラ「鷹嵐(たかあらし)」を巧みに操った。下段攻撃で相手を浮かせてからの突っ張り連打。絶妙なタイミングでの投げ技を絡めると、もはや敵はいなかった。3本先取の2セットマッチ。決勝戦を含む4試合、1セットも落とさない“横綱相撲”で、VF新時代の公式大会王者第1号に輝いた。

 「ディフェンス重視から、相手にリスクを背負わせる戦い方ができた。自分らしさが出せました」。優勝者のみに与えられる「スタープレイヤー」の称号を手にすると、笑顔がこぼれた。

 バーチャ歴15年の34歳。「やっぱりオフライン大会は独特の緊張感があって楽しい。これからはオンラインだけでなく、オフライン大会でも頑張っていきたい」。この日、詳細未定ながら近い将来の“プロ化”がアナウンスされると「プロ第1号、なってみたいです!」と前向き。今大会では賞金は設定されなかったが、プロ化となれば賞金制の公式大会開催も考えられる。「いいですね。今なら勝てると思うので、ガンガン稼いでいきたい。まずは大会連覇を目指します!」。握りこぶしをつくった“スタープレイヤー”は、VF新時代も押して押して、押しまくる。

◆金爆・歌広場もプロに興味「挑戦してみたい」

 解説席で大会を見守った歌広場は、「ものすごい熱量を感じて、興奮しました。ゲーム強いヤツってカッコいい!って思いましたね」と感激した様子で話した。

 自身も生粋のゲーマー。「やる時は朝9時から、20時くらいまでやってますね。ゴールデンボンバーは楽器の練習とかしなくていいので」。VFには高校1年の頃にゲームセンターで出会った。「最初は『VF4』。カードで戦績を記録できるのが画期的だった。すごいことが起きてるな、と。うまくなりたいと思わせるエネルギーがあった」

 最初は「イケメンが好き」という理由で軽量級のリオンを使用していたが、より難度の高いアキラに移った。「アキラで勝つとカッコいいじゃないですか」。VFから離れていた時期もあったが、6月の再始動とともに再開した。「今は(段位)十段の上をうろちょろという感じです」

 VFはゴールデンボンバーの活動にも通じるものがあると言う。「『十年早いんだよ!』というアキラのセリフはVFをやらない人も知っている。興味がない人にもどうしたら興味を持ってもらえるかってことを常に考えています。自分を信じて、やりたいことをとにかく続けることが大事」。『女々しくて』1曲だけでNHK紅白歌合戦に4年連続出場(2012~15)を果たした経験になぞらえた。

 VFのプロ化に話題が及ぶと、身を乗り出すように話した。「活躍できるかどうかはわかりませんが、VFシーンを活性化できるのであれば、挑戦してみたい。一生懸命にやったやつにしかわからない言葉を発信していきたいですね」

◆来年初頭にも第2回大会

 青木盛治チーフプロデューサー「どの試合も面白く、今後もやっていける自信がつきました。歴史のあるタイトルなのでベテランプレーヤーも多いんですが、大会を長く続けていくためには、若い選手の力が必要。ベテラン選手とのかみ合いに期待して、新しいVFを追求していきたいと思います。プロプレーヤー化の具体的な話も近日中にお知らせできると思います。また、来年初頭には第2回大会も行います。(3月予定の)決勝大会は無観客でなく、お客さんを入れてみんなでワイワイとできれば最高ですね」

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