アマ2階級制覇・晝田瑞希が前日計量クリア  プロデビュー戦へ「ついに来たなという思い」

スポーツ報知
晝田瑞希(三迫ジム提供)

◆プロボクシング 「Victoriva.7」▽女子スーパーフライ級(52・1キロ以下)6回戦 晝田瑞希―山家七恵(15日、東京・後楽園ホール)

 全日本選手権で2階級制覇などアマチュアで活躍した晝田(ひるた)瑞希(三迫)が15日、待望のプロデビューを果たす。14日には前日計量などが行われ、晝田は300グラムアンダーの51・8キロ、対戦相手の山家七恵(中野サイトウ)はリミットから600グラム軽い51・5キロだった。

 計量後、リモート取材に応じた晝田は「いよいよだなという感じ。(計量で)相手を見て、実感しました。ついに来たな、と」と初陣に闘志をたぎらせた。

 岡山市出身で、高校からボクシングを始め、アマチュアでは全日本選手権フライ級、フェザー級で優勝した。戦績は29勝(13KO・RSC)16敗。今年5月にプロテストで合格し、ボクシングに携わるアルバイトをしながら、三迫ジムでWBO女子世界スーパーフライ級王者・吉田実代、日本ミニマム級2位の鈴木なな子らを相手に、週3回のスパーリングなどで強化してきた。

 晝田は「女子ボクシングに革命を起こした、と言われるくらい、新しいものを作り上げたい。男子に負けない技術を見せて、面白いと思える試合をしたい。ファッションとか、見た目とかいろんなところからアプローチして、自分を出していきたい」と夢を描く。主戦場はフライ級となるが、今回は「デビュー戦をやりたかったので、スーパーフライ級」で戦うことになったという。相手は4戦全勝(2KO)と負けなしだが、「今までアマチュアで頑張ってきたことを出して、プロとして取り組んできたことを見せられれば」と意気込む。

 東京五輪代表を争った入江聖奈(日体大)が金メダルを獲得した。「五輪の期間はすごくしんどくて…。五輪なんかなくなっちゃえと思ったこともある。あの期間は長くて、味わったことのない思いだった。でも、入江選手はリスペクトしているし、すごいことを成し遂げたと思っている。五輪が全部終わって、なんか乗り越えた感があります。自分が最後に戦った選手が金メダル。自分も一つ乗り越えたと思う」とライバルに敬意を払い、プロとして一皮むけてスタートできる。

 「世界チャンピオンには絶対になります。夢じゃなくて、必ずなる。一つの負けの重みを味わったし、だからこそ、絶対に負けたくないという思いが強い」。晝田が強い決意を胸に、後楽園ホールのリングに上がる。

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