笑福亭伝統の「らくだ」で芸術祭挑戦!松喬「ホップに」銀瓶「トライ」

スポーツ報知
「70歳までは元気に頑張る」と意気込んだ笑福亭松喬

 落語家の笑福亭松喬(60)と笑福亭銀瓶(53)が、それぞれ今月、第76回文化庁芸術祭参加公演となる独演会を開催。2人の大師匠にあたる六代目笑福亭松鶴の十八番「らくだ」をともに披露する。

 “先行”の銀瓶は23日に大阪・朝日生命ホールで開催する。昨年の会はコロナ禍で中止になり、仕切り直し。使用客席を半減した分、1日2部制(別料金)とし、午前11時開演の部で芸術祭に勝負。「長講二席」と題し、2本合わせて2時間を優に超す大ネタ「百年目」と「らくだ」を演じる。

 「らくだ」は嫌われ者の弟分がふぐに当たって死に、兄貴分が弔おうと、長屋に出入りする紙くず屋に無理難題を押し付ける話。「らくだ」は今年から取り組み、師匠の笑福亭鶴瓶(69)を追ったドキュメンタト映画「バケモン」でも、鶴瓶が「らくだ」に奮闘する姿が描かれた。「何かトライしないといけない。聴いて楽しむネタであって、自分がやるものではないと思っていたが、『バケモン』に背中を押してもらった。松鶴師匠の『らくだ』は強烈過ぎて僕のテイストには合わないが、いろんな『らくだ』の一つになれるよう頑張りたい」と笑福亭の看板ネタに気合を込めた。

 “後攻”の松喬は31日の大阪松竹座での還暦記念公演で「還暦は人生で一度しかない。気軽な感じでやらせていただきたい」と抱負を語った。ネタは3本披露するが、「らくだ」は中入り(休憩)前の1本目。「そんなポップさを売りにしたい。高齢者のお客さんが多いので、先に聞いといてもらう」と笑わせた。

 「60代が一番、脂の乗った芸ができるんじゃないか。自分に喝を入れたい」。体のメンテナンスにも取り組み「プールで1時間歩くとネタが繰れる(=練習できる)。『らくだ』をやっているとあっという間。60歳で60分という感じ」と心技体を整えている。ほかに「抜け雀」と新作の「泥棒和尚」を演じる。(政)

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