【明日の金ロー】視聴者投票のTVシリーズ人気上位4作がそろい踏み「みんなが選んだルパン三世」

スポーツ報知
投票で第1位に選ばれたPART2の第155話「さらば愛しきルパンよ」の一場面 原作:モンキー・パンチ(C)TMS

 15日の金曜ロードショー(後9時)は、日本アニメ界の”金字塔”ともいえるモンキー・パンチ原作の「ルパン三世」アニメ化50周年を記念した特別企画「みんなが選んだルパン三世」を2週連続で放送。第1弾は、PART1~5まであるTVシリーズ全276話の中から、投票によって選ばれた上位4作品が、年代順で放送される。

 第1位に選ばれたのは、PART2・第155話(最終回)の「さらば愛しきルパンよ」(1980年)。2位は記念すべきPART1の第1話「ルパンは燃えているか…?!」(71年)、3位はPART5・第24話(最終回)の「ルパン三世は永遠に」(2018年)、4位にはPART2・第145話「死の翼アルバトロス」(80年)が入った。

 「さらば―」を選んだ人は全体の5・7%、4作品の得票率合計は18・8%。276話ものエピソードがあるうち、約5人に1人が今回放送される作品のいずれかを選んだという点からしても、まさに「傑作選」と言っていいだろう。ちなみに、17年7~12月にはPART1~3の中からお気に入りを選び、上位24作を半年にわたって放送するという企画が行われたが、「さらば―」はその時もトップで、今回で”2冠達成”。「ルパンは―」は5位、「死の翼―」は2位だった。

 シリーズごとにルパンのジャケットの色がどう変わるか、各キャラクターの表情や性格の違い、オープニング&エンディング曲など、比較をしながら楽しむ点は多々あると思うが、共通して言えるのは「時代を超越した面白さ」だ。「ルパンは―」が放送されたのは、今から半世紀前だが、全く古さを感じさせない。そこには「大人の視聴に耐えうるものを作る」という精神が貫かれている。

 今回の「さらば―」、「死の翼―」にはスタジオジブリの宮崎駿監督が「照樹務」の名義で参加しているのはあまりにも有名な話だが、宮崎監督の盟友だった高畑勲監督もPART1に参加。PART2では「殺しの烙印」や「ツィゴルネルワイゼン」のメガホンを執った鬼才・鈴木清順監督が監修を務めた。さらに、その鈴木監督や若松孝二監督作品の懐刀だった脚本家・大和屋竺さん(アニメ「銀魂」などの脚本を手掛け、13年の天皇賞・秋などを勝ったジャスタウェイの馬主でもある大和屋暁さんの父)も脚本やシリーズ構成を担当している。

 いわば、アニメや映画製作における”超一流”の手により、「30分弱の短編映画を作る」という意気で生み出されたTVシリーズの中でも、特に人気の高かった4作がギュッと詰め込まれたのが、今回の放送。面白くないわけがない。(高柳 哲人)

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