【楽天】自身6度目サヨナラ打の岡島豪郎「何とかしたいという思いだった」

スポーツ報知
9回1死満塁、サヨナラ打を放ち、茂木(左から2人目)らに水をかけられる岡島(左)

◆パ・リーグ 楽天2―1ソフトバンク(13日・楽天生命)

 楽天が今季132試合目で初のサヨナラ勝ちだ。岡島豪郎外野手(32)が9回1死満塁から3年ぶり自身6度目となる劇打で決着をつけた。首位オリックスとは3・5差。不屈の魂で残り11戦を戦い抜く。

 頼れるベテランの一振りがチームに歓喜をもたらした。1―1の9回1死満塁。岡島は「楽な形で回してもらったので、絶対に決めようと思って入りました」と心に決めて打席へ。森の初球をたたいた打球は前進守備の間を抜け、右前に。右手を突き上げて笑顔で一塁を回ると、ベンチから仲間たちが駆け寄ってきた。大地や島内からウォーターシャワーを浴びる手洗い祝福に「寒かったです」と笑ったが、うれしさが勝った。前回サヨナラ打を打ったのは2018年5月17日のソフトバンク戦(楽天生命)。この日と同じ森が相手。負ければ逆転優勝、CS本拠開催が遠のく大事な一戦で運命的な1勝となった。

 名誉挽回の一打だった。8回無死一塁の場面では送りバントを決めきれず左邪飛に倒れた。それでも後続の打者が続いて同点にしてくれた。「前の打席で塁を進められなかった。みんなで助けてもらって1点取ってもらったので、自分で何とかしたいという思いだった」。強い気持ちで己を奮い立たせ結果で応えた。

 13年の日本一を知る数少ないメンバーの一人だが、近年は度重なる故障もした。「チームために」との思いで捕手登録も経験した。人一倍責任感は強い男は「今までいろんな回り道もした。無駄な努力だったこともたくさんやってきた。ただ、続けてきてよかったと改めて思う」と、しみじみと言葉を紡いだ。「1試合でも勝てるように、そして一つでも上の順位にいけるように頑張りたい」。最後の最後までファイティングポーズは崩さない。(長井 毅)

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