【中日】引退登板の山井大介「一生忘れられない」 完全リレー時と同じ柳田球審に「縁かな」としみじみ

スポーツ報知
引退セレモニーでナインから胴上げされる山井大介

◆JERAセ・リーグ 中日1―3ヤクルト(13日・バンテリンドーム)

 今季限りで現役を引退する中日・山井大介投手が引退登板に臨み、塩見をスライダーで空振り三振に斬って、20年間の現役生活にピリオドを打った。

 試合終了後に行われた山井、藤井両選手の引退セレモニーでは、後輩の大野雄大投手や田島慎二投手や家族から花束を受け取り、最後は仲間から3度胴上げされた。

 グラウンドを一周し、囲み取材へ訪れた右腕は塩見とのガチンコ勝負を振り返り「塩見くんもガチで来るしどうやって投げようかなと。チャートを見ながら、塩見君はがっつりくるから、初球はストレート、2球目はスライダー。そこまでは決めていた。それ以降はもう全然(笑い)、勝負の世界の最後の一人。むこうももちろん優勝争いしてるし、『三振してくださいよ』なんて思わない。最後まで勝負ということにこだわって投げられたのは本当に良かった。一生忘れることない。塩見くんはマジ空振り?そうやって真剣勝負できて良かった」と喜んだ。

 07年の日本ハムとの日本シリーズ第5戦では、先発し8回まで完全投球を続け、史上初の継投による完全試合で53年ぶりの日本一へと導いた。その時の球審だった柳田さんが、偶然にもこの日の球審で「2007年ね。なんやろ、縁かな。昨日知って『あ、そうか!』と思った。本当に審判との戦いもあったけど、それも思い出」としみじみ語った。

 与田監督も「三振を取ったかどうかより投げている姿。藤井も含めて、ドラゴンズに貢献してきた2人なので色んな思いがある。山井は、私の監督初勝利の試合の投手なんでね。(与田監督が現役時代に背負った)29番に対する思い入れもありますし、その番号をずっと守ってきてくれた。個人的にはそういう思いもある」と話した。

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