【秋華賞】走る馬の素質兼ね備えているハヤヤッコ 機嫌のオンとオフがはっきり

スポーツ報知
19年レパードSで白毛馬初のJRA重賞勝ちを飾ったハヤヤッコは今も現役

◆第26回秋華賞・G1(10月17日、阪神・芝2000メートル)

 白毛馬として初めてJRAの重賞勝ち馬となったハヤヤッコは、シラユキヒメの孫で、ソダシのいとこにあたる血統だ。国枝厩舎で担当する田村亮平助手は、18年のデビュー当時からオーラを感じ取っていた。「2歳で入って来た頃から思っていたのは、度胸があるというか、おどおどしない。性格は我が強いですね」。見た目の珍しさだけではなく、一族に伝わる気の強さは受け継がれていた。それでも普段は愛きょうがあり、機嫌のオンとオフがはっきりしているなど“走る馬”の素質は兼ね備えていた。

 2戦目の芝1800メートルで未勝利勝ちし、2歳の11月からダート路線を歩んでいるが、3歳春頃を振り返ると、「柔らかく出てバネもあって、芝の長い距離になるのかも」という適性イメージを抱いていたそうだ。それが8月のレパードSは、滞在先の新潟のダートコースでの調教で余裕の動きを披露。レースでは豪快に追い込んで勝ち切り、一族らしい砂向きの遺伝子が備わっていた。

 2歳の新馬戦当時は444キロだった馬体重も、5歳の今年は490キロ近くまでパンプアップした。優れた成長力の裏付けで、「去年の秋口くらいから、乗ってもしっかりしてきた。ひと皮むけたのか、本格化してきた」と明らかに動きも変わってきた。多彩な素質を宿した血が流れている一族は、まだまだ底が見えない。(坂本 達洋)

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