【ヤクルト】村上宗隆、最年少21歳40発に王手 2冠弾で優勝マジック8 最短19日V

スポーツ報知
6回1死一塁、村上宗隆が左越えに2ラン本塁打を放つ(カメラ・保井 秀則)

◆JERAセ・リーグ 中日1―3ヤクルト(13日・バンテリンドーム)

 打球の行方を見つめながら、村上は少し不安を感じていた。「久しぶりすぎてレフトフライかと思った」。不安は杞憂(きゆう)に終わった。打球はグングン伸びて、左中間席へ着弾した。同点の6回1死一塁。左中間席へ14試合ぶりの一発は、巨人・岡本和を抜くリーグ単独トップの39号2ラン。「入って良かった」。本塁を踏むと力強く両拳を握り、ナインの祝福に「ヨッシャー!」と、雄たけびを上げた。

 偉大な記録にまた一歩近づいた。63年の王(巨人)、85年の秋山(西武)の23歳を更新する、史上最年少21歳でのシーズン40本塁打に王手。長距離砲としての大台が目の前に迫り、「残り試合で1本でも多く打てるように頑張りたいし、そこを達成できればいいかなと思います」と、気合を入れ直した。

 4番打者として経験を重ねる中で、相手バッテリーの配球を見極め、対応できていることが数字に表れている。プロ1年目の18年、青木や山田ら先輩打者からかけられた、「試合に出ていくうちに分かるようになる」という言葉の意味が、「だんだんとそういうふうに(分かるように)なってきたのかな」。打点も107で岡本和に並び、2部門でリーグトップに立った。

 2位・阪神が引き分けたため優勝マジックを1つ減らして「8」。2冠を視野に捉える主砲だが、「とにかく今は、チームが優勝することしか見えていない。そのために打点を稼げればと思っているし、最後に結果がついてくる。ここまで来たら本当に優勝したい」。最短Vは19日。チームをセ界の頂点へと導く打撃のみを、村上は求めている。(小島 和之)

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