坂東巳之助、父三津五郎さんの七回忌追善で曽我五郎を演じる

スポーツ報知
取材会に出席した坂東巳之助

 歌舞伎俳優の坂東巳之助が13日、都内で歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」(11月1~26日)の第2部「十世坂東三津五郎七回忌追善狂言『寿曽我対面』」の取材会に出席した。

 2015年に死去した坂東三津五郎さん(享年59)を悼み、長男の巳之助が荒事の代表的役柄である曽我五郎に初役で挑む。巳之助は曽我五郎を3度演じた父から生前に「荒事は難しいことを考えない方がいい」とアドバイスされたことを明かし、「気を付けること、工夫することはありますが、考え過ぎないようにしたい」と抱負を語った。

 「踊りの名人」と言われた父から歌舞伎俳優としての基礎をたたき込まれたが、「自分の体に合ったやり方でやっていけばいい」と柔軟な思考も学んだという。歌舞伎座で追善を行うことには「先輩方が協力していただけるおかげ。『ありがたい』という言葉しかありません」と感謝した。

 8月には歌舞伎座「八月花形歌舞伎」で新型コロナウイルスに感染した市川猿之助の代役を勤めた。6役を早替わりで演じて注目されたが、「あくまで代役なので、あまり多くは語りたくない。『大きな経験になりました』と言うような役者にはなりたくない。お褒めの言葉をいただきましたが、それを誇るようになったら、品格が失われる」と冷静に振り返った。

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