イングランドはホームでハンガリーと1-1のドロー 警官隊とハンガリーのサポーターが衝突する騒ぎに…W杯欧州予選

スポーツ報知
イングランドのホームで、ハンガリーサポーターと警官隊が衝突。大荒れのW杯予選となった(ロイター)

◆22年カタールW杯欧州予選第8節 イングランド1-1ハンガリー(12日、ロンドン・ウェンブリー・スタジアム)

 I組首位のイングランドは、ホームでハンガリーと1ー1で引き分けた。前節のアンドラ戦はアウェーで5点を奪っての大勝。ホームのウェンブリーに戻り、主将ケイン、スターリング、グリーリッシュの3トップがそろって快勝が期待されたハンガリー戦だったが勝ち切れなかった。アルバニア・ホームで行われた3位ポーランドと2位アルバニアの直接対決は、ポーランドが1-0の辛勝。この結果、ポーランドが勝ち点を「17」に伸ばして2位に躍進。イングランドは勝ち点「20」でI組の首位をキープした。W杯出場に向け足踏みをしたが、依然として優位な位置にいる。

 キックオフ直前にアウェーのハンガリー・サポーターがピッチにひざをつき、人種差別に抗議するかのようなポーズを取ったイングランド・イレブンにブーイングを浴びせ、スタジアムが騒然とした。しかしブーイングだけでは収まらず、荒れに荒れたハンガリー・サポーターに対し、警官隊が突入。警棒を振る場面もあり、逮捕者も出した。9月2日にブタペストで行われたハンガリー・ホームのイングランド戦でも人種差別的なヤジが飛び、FIFAから2試合の無観客試合と罰金が科された。今回の騒ぎでもまた再びハンガリーの人種差別意識が浮き彫りとなり、醜態をさらした。

 この騒ぎで集中力が途切れたのか、イングランドはやや精彩さに欠けるプレーが続いた。前半22分には、ハンガリーのネゴがルースボールにヘディングを合わせようとしたところに、左SBのショーがハイキックでクリア。これがPA内での反則とされ、PKとなる不運も重なる。そして同24分、このPKをサライがゴール左隅にきっちり決めて、ハンガリーが先制した。

 しかしイングランドは前半37分、右サイドからフォーデンが放ったFKをファーサイドにいたDFストーンが左足で押し込み同点とした。

 ところがここからまた試合が膠着。試合後、イングランドのサウスゲート監督は「しっかりと守ったハンガリーを褒めなければならない」と語ったが、「前回はアウェーで4-0で破った相手だったことで油断したわけではないが、この結果は大きな失望だ」と続けて、格下相手のホーム・ドローに苛立ちを隠さなかった。

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