◇都市対抗大会東京地区予選 第4代表決定戦(12日・神宮)JR東日本5―4明治安田生命(延長10回)
巨人からドラフト2位指名されたJR東日本・山田龍聖投手(21=富山・高岡商出)が前夜の救援146球から魂の連投でチームを都市対抗本大会へ導いた。
前夜は9回から登板し、延長18回の途中まで3安打1失点10奪三振も、敗れた。146球投げた翌日だったが「絶対いきます」と志願した。
この日は、1点差に迫られた8回、無死三塁から登板。犠飛で同点とされるも、続投。10回に味方が勝ち越し、左腕は最速148キロの直球を軸に3回1安打無失点で締めた。
2日で計198球。負ければ社会人での公式戦が終わる状況で力を見せつけた。来月28日からの本大会は来年からのホーム・東京ドーム。「目標は日本一」と有終の美を飾る。