宝塚星組1年8か月ぶり新人公演に主演・天飛華音「かけがえのない財産」

スポーツ報知
宝塚歌劇星組「柳生忍法帖」の新人公演を終え、舞台上で会見した天飛華音(右)と瑠璃 花夏

 宝塚歌劇星組「柳生忍法帖」の新人公演が12日、兵庫・宝塚大劇場で上演された。入団6年目のホープ・天飛華音(あまと・かのん)が、2019年の「GOD OF STARS―食聖―」以来、2年ぶり2度目の主演を務めた。

 星組での新人公演は昨年2月の「眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~」以来、約1年8か月ぶり。カーテンコールで天飛は「この機会をいただけることがどれだけありがたいか、身を持って実感しています。かけがえのない財産であり、私たちのすべての学びにつながっています」と、7年目までの若手だけで作る大舞台に感謝。「お客様と思いを共有できるこの空間が大好きです」と感極まった様子で話した。

 「魔界転生」でも知られる山田風太郎氏の怪奇時代劇を原作に、隻眼の天才剣士・柳生十兵衛を重厚感も出しつつ、機敏に演じた。本公演では十兵衛(トップスター・礼真琴)に勝手に弟子入りする多聞坊を演じており、師匠の雄姿を自ら重ね合わせる形に。

 武術の達人で、隙を見せられない難役ながら、確かな芝居心で力演を見せたが「男らしいセリフを出そうと思ったが、正しい発声法が身に付いていなくて、お稽古の段階でのどを潰してしまい、迷惑をかけてしまった。一から鍛え直したい」と、東京宝塚劇場での新人公演(12月2日)へ向け、課題を挙げた。

 十兵衛の敵側にあたる会津藩の女・ゆら役は、2017年入団の第103期生・瑠璃花夏(るり・はなか)。入団5年目で念願の初ヒロインを担当し、その実力ぶりを発揮した。終演後は「日本物の所作や衣装の着こなしが難しく、最後まで緊張しましたが、その中でも落ち着いてできた部分もあったので、東京では幕開けから落ち着いて頑張りたい」とホッとした表情を見せた。

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