【大学野球】早大と法大は引き分け 早大・小宮山監督がリーグ戦中盤でのドラフト開催に苦言

スポーツ報知
早大・小宮山悟監督

◆東京六大学野球秋季リーグ戦第4週第3日 ▽早大0―0法大(12日・神宮)

 11日のドラフトでDeNAから2位指名を受けた早大・徳山壮磨(4年=大阪桐蔭)、同じくDeNAから4位指名を受けた法大・三浦銀二(4年=福岡大大濠)の両エースが譲らず、両校無得点のまま9回規定により引き分けた。試合後、早大・小宮山悟監督(56)は、秋季リーグ戦の中盤で、さらに翌日に試合を控えたタイミングで行われたドラフト会議の日程に苦言を呈した。

 プロもアマも知っているからこそ、そして、選手を守る立場だからこそ黙ってはいられなかった。小宮山監督は試合後の会見で、リーグ戦中盤でドラフトが開催されたことについて意見を求められると、一気に持論を展開した。

 「断固として反対したいです。自分の将来が決まることがリーグ戦のさなかに行われ、翌日に試合を控えるというのはちょっと異常な事態だと思いますので。どういう理由でこうなったのかはわかりませんけど、普通に考えたら、ちょっと常軌を逸していると思います」

 早大はエース・徳山のほか、150キロ右腕・西垣雅矢(4年=報徳学園)と大型捕手の岩本久重(4年=大阪桐蔭)の2人がプロ志望届を提出。西垣は楽天に6位指名を受けたが、岩本は無念の指名漏れ。指揮官は「指名された人間はいいけど、指名されなかった人間の気持ちを考えたら、そんなの半日で戻るはずがない。4年間かけて、プロへという思いを強く持っている人間であればあるほど、ひどい仕打ちを受けたと。そういう印象があります」と続けた。

 ドラフト翌日のこの試合は、法大で新型コロナのクラスターが発生したことを受け、日程を再編したために急きょ組み込まれたもの。そのため、仕方がない面はあるが、早大はこの試合前で今季は4試合を消化しただけ。6試合を残した段階でドラフトが行われる日程については、声を上げないわけにはいかなかった。

 小宮山監督は「このやり方が、本当に全ての人が納得して、幸せになるドラフトなのかどうなのか。疑問には思ってます」と問題を提起した。

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