「UEFAは選手よりお金を気にしている」 ベルギー代表GKクルトワが欧州サッカー連盟を激しく批判

スポーツ報知
クルトワ(ロイター)

 ベルギー代表GKティボー・クルトワ(29)が10月10日に行われたUEFAネーションズ・リーグ(2018年に新設された欧州サッカー連盟主催の国際大会)の3位決定戦に出場後、スカイスポーツの取材に応じ「この試合は金が目的のもの。僕らは正直にならなければならない」と発言。欧州サッカー連盟に対し、厳しい批判の言葉を浴びせていたことが明らかになった。

 BBCが報じたところによると、イタリアとの3位決定戦に2-1で敗れた直後、クルトワは「我々が試合をしたのはもう1試合分のテレビ放映権料のため。UEFAにさらなる利益をもたらすためだ」と語り始め、「確かにいい試合だった。イタリアとベルギーが対戦すればいい試合になるのは当然だ。しかし(3位決定戦は)どれだけ選手が入れ替わったことか。決勝なら全く違う先発になった」と続け、選手にとって3位決定戦がどれだけ無意味かと訴えた。

 日曜日のイタリア戦、この3日前に行われたフランスとの準決勝でエースのルカクとアザールが筋肉系の故障を起こしていた。この2人の欠場も「試合が多すぎるせいだ」とクルトワは声を荒げる。さらには「来年は11月にW杯。となれば再来年はまた6月まで試合をしなければならなくなるだろう。そうすれば故障者も増える。しかし誰も僕らのことは気にしない。そんな過酷なシーズン後、またネーションズ・リーグが始まる」と話して、現在の過密日程の原因は欧州サッカー連盟の”拝金主義にある”と主張した。

 また最後に「UEFAはスーパーリーグの創設に激怒したが、選手のことは気にしない。気になるのは自分たちのポケットだけだ」と言い放ち、ペレス会長がスーパーリーグ創設の原動力となったR・マドリード所属選手としての怒りもあらわにした形になった。

 一方このクルトワの批判に対しUEFAは、「我々はネーションズ・リーグの収益金から利益を得ていない。収益金は各国の協会に再分配されている。またネーションズ・リーグは代表戦に新たな意義をもたらすための大会。またこの大会の開催で代表戦の試合数は増えていない」と反論している。

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