【巨人】ドラ4東海大相模・石田隼都、王以来の甲子園V左腕 「1年目から1軍で、取れるタイトル全て取る」

巨人から4位指名を受けた東海大相模高の石田隼都
巨人から4位指名を受けた東海大相模高の石田隼都

◆2021年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(11日)

 巨人から4位指名が決まると、東海大相模・石田隼都投手(18)は緊張の面持ちで記者会見に臨んだ。巨人の印象を聞かれると「良い選手がいる印象。周りといい勝負できるように頑張りたい」。甲子園優勝左腕が巨人入りすれば、57年センバツVの王貞治(早実)以来。王は1年目から野手として7本塁打を放った。石田も「すぐ投げたい。1年目から1軍で活躍したい。勝ち続ける投手になりたいし、取れるタイトルは全て取る」と意気込んだ。

ドラフト指名された東海大相模の選手
ドラフト指名された東海大相模の選手

 同校出身では原監督、菅野ら多くのOBが活躍。「原さんは選手をすごくよく見ている印象。自分の投球を見てもらいたい」。菅野については目を輝かせながら「すごい制球力で変化球の切れ味が良い。まずは自己紹介していろんな話をしたい。試合の準備など細かいことを聞きたい」。巨人戦は父・英生さん(46)と10試合ほど観戦経験もあり、東京ドームは「とても投げやすそうなマウンド」とイメージした。

 石田はセンバツ5試合29回1/3で45奪三振の無失点。「優勝したセンバツからは、攻める気持ちを学べた。今につながっている」とメンタルを強くした。「攻める投球が強み」と言い切るほどの自信をつけた。

東海大相模高の石田隼都
東海大相模高の石田隼都

 だが、最後の夏は、寮で複数の新型コロナの感染者が出たため、神奈川大会を準々決勝で辞退。門馬敬治前監督(51)の退任も決まっており、春夏連覇への挑戦は思わぬ形で幕を閉じた。それでも門馬前監督の“最後の弟子”として「監督さんにはいろいろ教えてもらったのでプロで活躍して恩返ししたい」と話した。

 学童時代から指導を受けた英生さんから「胸に、相手が次に投げやすい場所に投げなさい」と助言を受けたのが原点。塁間は確実に投げられるようになったことが、制球力として今も生きている。英生さんも兄・真輝さん(21)もけがなどで高校卒業まで野球を継続できず「高校卒業まで野球をやり遂げてほしい」と夢を託されたが、たどり着いたのは栄光の巨人軍。相模のエースは大都会でさらなる成長を遂げる。(山田 豊)

巨人に入団した甲子園優勝投手
巨人に入団した甲子園優勝投手

 今年のセンバツ優勝左腕・石田(東海大相模高)は巨人4位。巨人がドラフト指名した甲子園優勝投手は、04年春のV腕・福井優也(済美)以来7人目だ(福井は入団拒否)。過去、巨人に入団した甲子園優勝投手は、ドラフト制前(65年までに)入団の5人を合わせ10人いる。そのうち左腕は、55年夏の高橋正勝(四日市)、57年春の王貞治(早実)の2人。また、東海大相模高在学中にドラフト指名されたのは14人目、投手は5人目。5人すべて甲子園の優勝、準優勝経験者。巨人から指名は、08年大田泰示(現日本ハム)以来13年ぶり5人目。

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