伊藤匠四段 藤井世代が新人王「いずれタイトル戦で戦いたい」

スポーツ報知
新人王戦優勝を果たした伊藤匠四段

 将棋の第52期新人王戦決勝三番勝負第2局が11日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、後手の伊藤匠四段(19)が104手で古賀悠聖四段(20)に勝ち、シリーズ2連勝で初の棋戦優勝を果たした。

 伊藤は藤井聡太三冠(19)=王位、叡王、棋聖=と同学年。誕生日が藤井より遅く、現役最年少棋士でもある。18年の藤井に続く新人王となり「今はホッとしているというのが正直なところです。棋士になって1年。ひとつ結果を残すことができてよかったです」と語った。

 昨年10月のデビューから2連敗スタートで「焦りはありました」。今年に入り、非公式の団体戦「ABEMAトーナメント」で藤井から指名を受けたことが転機になった。「注目される舞台で恥ずかしくない将棋を指したかった」。共闘して優勝を果たす過程で、公式戦でも快進撃を続けた。まだ三冠との対戦はないが「実力差はありますけど、いずれタイトル戦で戦いたい気持ちはあります」と夢舞台を見据える。

 中日ドラゴンズの熱狂的ファンだったが「実は最近ほとんど見ていないんです。将棋に集中したいと思ったので…」と封印した。今はもう、白球ではなく駒と夢を見ている。(北野 新太)

 ◆伊藤 匠(いとう・たくみ)2002年10月10日、東京都世田谷区生まれ。19歳。宮田利男八段門下。5歳の時、父に教わって将棋を始める。2013年、棋士養成機関「奨励会」入会。18年4月から三段リーグ参加。20年10月、四段昇段。通算30勝10敗、勝率・750。居飛車党。

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