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明日海りお、主演舞台開幕に「幸せでどうなっちゃうんだろう」

スポーツ報知
ミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」でモーツァルトの娘時代・エリーザを演じる明日海りお

 元宝塚歌劇花組トップスターで女優の明日海りおが主演するミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」(31日まで)が10日、東京建物Brilliaホールで開幕した。「神童モーツァルトは女だった」という設定で、舞台では初めて女性を演じる。

 福山庸治さんの同名漫画が原作。女性は作曲家になれなかった18世紀末、音楽の天才的才能を持つ少女・エリーザ(明日海)は少年として育てられ、男装のアマデウス・モーツァルトとなる。1991年にミュージカル化され、音楽プロデューサー・小室哲哉氏が劇中音楽を担当したことも話題となったが、今作でも“小室サウンド”が使用された。

 明日海は主演舞台の稽古期間を「命懸けくらいの気持ち」と振り返り「いよいよ初日が開くのだと思うと感慨深いです。私たちにとっては板の上に立てるというのは何よりの喜びで、生きてると思える最高の場所であって、そしてお客様と一緒の空間を共有できる。幸せでどうなっちゃうんだろう、と今から恐れています」とコメントした。

 劇中では、ライバル関係にあるサリエリや妻・コンスタンツェなど周囲に性別を偽って生きることや音楽に対する葛藤などを持ち前の演技力で表現した。

 「私自身の見どころとしては、“私って何なんだろう”と考えた時に、勇気を出して自分の進むべき道へ歩んでいくところ。勇気を出せたことがすごいなと思います。その勇気というのは、サリエリと出会って気づいた事、コンスタンツェと性別を越えて愛を育めた事、シカネーダーがチャンスをくれて絆を築く事が出来た、様々なキッカケが全部勇気に繋がって結果として出ているので、その過程をお楽しみいただきたいなと思います」と呼び掛けた。

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