【女子野球】ZENKO BEAMSが4強進出 エース田中露朝がライオンズ・レディースを完封

スポーツ報知
7回一死満塁、併殺で西武を破り喜ぶZENKO・田中露朝(左)(カメラ・軍司 敦史)

◆第16回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会第2日 ▽準々決勝 ZENKO BEAMS3―0西武ライオンズ・レディース(10日・ゼットエーボールパーク)

 17年以来4年ぶり2度目の優勝を目指す「ZENKO BEAMS」が連覇を狙う西武ライオンズ・レディースを破って準決勝に進んだ。

 クリッとした大きな瞳には「LIONS」の文字しか映っていなかった。相手は西武公認チームでユニホームはプロと同じデザイン。侍ジャパン女子代表のメンバーがそろう強豪だ。「やっつけたいという気持ちはありました」とエースの田中露朝(あきの)は負けじ魂をボールに乗せた。

 この日午前に行われた2回戦・WELFARE(大阪)戦の6回から登板。3―2でサヨナラ勝ちしてから2時間もたたないうちに先発のマウンドへ上がったが「気合いが入っていたので」疲れは感じなかった。右スリークオーターから繰り出すスライダーは右打者にしてみれば背後から曲がってくる感覚があり、左打者には内角に食い込んでくる。この得意球にキレのいい直球を投げ込み、過去2戦勝ったことのなかった強力打線をほんろうした。7回1死満塁では三ゴロ併殺打に切り抜けるなど味方の攻守にも助けられて6安打で完封。打線も田中とともに女子代表の柱である右腕・里綾実から3点を奪ってエースを援護した。「みんなのおかげで完封できました」と仲間に感謝した。

 投手ながら好きなプロ野球選手は巨人・吉川尚輝。「打撃も守備もセンスがあって自分にはないものをもっているから」と声を弾ませた。11日はハナマウイとの準決勝を戦い、勝てば決勝という強行日程だが「勢いのまま一戦一戦、チーム一丸となって戦います」。そう誓った大きな瞳には力が宿っていた。

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