2年ぶり出雲駅伝で青学大2位 原晋監督「出雲大社で1000円落とした」

2位でゴールする青学大のアンカー・横田俊吾
2位でゴールする青学大のアンカー・横田俊吾

◆出雲全日本大学選抜駅伝  (10日、島根・出雲市出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドーム前ゴール=6区間45・1キロ)

 学生3大駅伝開幕戦が2年ぶりに開催され、東京国際大が2時間12分10で初出場初優勝を果たした。第1回大会(1989年)を除くと、初出場初優勝は大会史上初の快挙。新興チームは強豪チームへと確実にステップアップした。

 1分57秒差の2位は青学大。2分3秒差の3位は東洋大。2分7秒差の4位は国学院大だった。優勝候補筆頭と見られていた駒大は2分43秒差の5位に終わった。

 昨年大会はコロナ禍の影響で中止。2年ぶりに出雲路で熱戦が繰り広げられた。午後零時5分、スタート時の気温は30・5度。まさに「暑い」戦いとなった。

 東京国際大のイエゴン・ヴィンセント(3年)が歓喜のゴールテープを切った頃、青学大、東洋大、国学院大は激烈な2位争いを展開していた。残り1キロ、青学大のアンカー横田俊吾(3年)が仕掛け、2位でゴールに飛び込んだ。「ラストスパートのスピードでは負けるので残り1キロから思い切り行きました。個人としては100点の走りが出来ました」。区間3位の好走で青学大を4位から2位に引き上げた横田俊吾は充実感あふれる表情で話した。

 6人全員が激走した東京国際大に優勝は譲ったが、優勝候補だった駒大などには先行し、2位。「結(むすび)大作戦」を掲げて今大会に挑んだ原晋監督は「東京国際大が強すぎた。我々は今の力を出すことができた」と、うなずきながら話した。

 実は、原監督は1区の近藤幸太郎(3年)に付き添っていたスタート地点の出雲大社で「トラブル」があったという。「出雲大社で1000円札を落としてしまいました。おさい銭になったと思います。おさい銭が1000円だから2位止まりだったかな。1万円、落とせば良かった」と苦笑いした。

 1区の近藤が区間賞、3区の佐藤一世(2年)が区間3位と主要区間で健闘した。「全日本大学駅伝、箱根駅伝では優勝のチャンスは十分にある」。今後に向けての展望について、原監督は表情を一変させ、巻き返しを誓った。

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