駒大・田沢廉、出雲駅伝アンカー6区 チーム初の3冠へ3大駅伝初戦へ闘志 大八木監督「勝ちにこだわる」

出雲駅伝の前日練習を行う駒大のエース田沢廉
出雲駅伝の前日練習を行う駒大のエース田沢廉

 今季の学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝は10日、島根・出雲市の出雲大社スタート、出雲ドームゴールの6区間45・1キロで行われる。9日に出場20チームの区間エントリーが締め切られ、優勝候補の駒大は大エース田沢廉(3年)を6区に登録。日本選手権1万メートル3位の鈴木芽吹(2年)が負傷で外れたが、同校初の3冠へ充実の布陣。対抗の初出場、東京国際大は6区に箱根駅伝2&3区区間記録保持者のイェゴン・ヴィンセント(3年)を起用。ハイレベルなアンカー対決になりそうだ。

 藤色のタスキが勝利に飢えている。昨年の学生駅伝2冠を果たした駒大。この日の監督会見に出席した3大駅伝歴代最多23勝の名将・大八木弘明監督(63)は「3大駅伝初戦ですが、勝ちにこだわる」と明言。史上5校目、チームとしては意外にも思える初めての3冠へ燃えている。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年大会は中止。6区に登録された田沢以外は出雲駅伝経験者がいないが「若い選手でうまく勢いに乗っていけたら面白い」と下級生中心のオーダーに自信を見せる。1区・篠原倖太朗はルーキーながら日本学生対校5000メートル2位、3区・花尾恭輔(2年)も関東学生対校ハーフマラソン(2部)日本人2位と実績十分。さらに、4区・唐沢拓海(2年)も5000メートル駒大歴代3位&1万メートル同5位と今季急成長しており、勢いは止まらない。

 エース格の1人である鈴木の欠場について、指揮官は「夏の走り込みは十分行えたが、9月に入って右大腿(たい)部の疲労骨折が判明した」と説明。それでも、6区に控える田沢は昨年12月の日本選手権以降、1万メートルの3レース全てを27分台で走破。東京国際大のヴィンセントとの直接対決になるが「(そこまでに)1分差あれば面白い」とニヤリ。“令和の常勝軍団”がまた1つ白星を積み上げようとしている。(太田 涼)

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