関西国際大・翁田大勢、伸びしろしかない粗削り157キロ右腕…11日ドラフト会議

スポーツ報知
関西国際大の翁田大勢

 いよいよ11日にドラフト会議が行われる。市和歌山の152キロ右腕・小園健太(3年)ら高校生投手のBIG3に注目が集まる一方、大学生投手にも実力派がそろう。スポーツ報知では、全5回にわたってドラ1候補を紹介。第4回は、関西国際大の翁田大勢(4年)。

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 西武の渡辺GMが「球団で評価が分かれる」と言う投手だ。翁田は、今年初めて4日の大体大戦でスカウトの前で登板。ドラフト前、最初で最後の視察機会で、4安打2失点14奪三振に抑えて完投勝ちした。最速152キロをマークしたものの「求めているような投球ではなかった」と6四死球を反省。それでも、12球団44人のスカウトをうならせた。

 翁田の特徴は腕の位置。スリークオーターとサイドの中間で、最速157キロの剛速球を投げる。ロッテの永野プロ・アマスカウト部長は「モノが良くて球が強くてポテンシャルがある。(OBでロッテの)益田(直也)みたいになる可能性は十分。粗削りだけに、伸びしろしかない」と、リリーフとして高評価した。

 西脇工(兵庫)時代は指名漏れ。昨年3月、阪神2軍との練習試合で4回3安打2失点5奪三振に抑えて注目を集めたが、同年春のリーグ戦は新型コロナウイルスの影響で中止。同年秋は右肘炎症のため登板がなかった。今春は右肘疲労骨折で0/3回の登板に終わった。

 今秋は9月19日の大産大戦で自己最速157キロをマーク。同26日の追手門学院大戦でリーグ戦初完投勝利を飾ったが、まだスカウトの視察は許されていなかった。リーグ戦通算4勝(3敗)と実績は乏しいものの、関西国際大の鈴木英之監督(54)は「160キロ近い球を投げられる能力はある」と、潜在能力の高さを推す。サプライズの1位指名があっても不思議ではない。(伊井 亮一)

 ◆翁田 大勢(おうた・たいせい)1999年6月29日、兵庫・多可町生まれ。22歳。八千代北小1年から軟式の「八千代少年野球クラブ」で始め、八千代中ではボーイズリーグの「氷上ボーイズ」でプレー。西脇工2年秋から本格的に投手を始める。甲子園出場はなし。関西国際大では2年春からリーグ戦に出場。球種はフォーク、チェンジアップ、スライダー。181センチ、88キロ。右投右打。

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