熱い土曜日(美浦)

スポーツ報知

 こんにちは、坂本です。もう気がつけば10月に入りましたね。

 さて最近は数年ぶりに献血をするようになりました。所帯を持ったことで胸を張って血液を提供できるようになったことが大きいです(苦笑い)。そんなわけで数日前にも行ってきたわけですが、健康のためにもと約1時間ほど歩いて会場に向かいました。しかしそれが大きな裏目となってしまい、献血をする際には水分が減るような活動は良くなく、直前に運動は控えるべしと言われてしまいました。さらに汗が乾くことで体が冷えて、注射を刺す血管が見えにくくなったり、血のめぐりが遅くなって時間がかかってしまうともご指摘をいただきました。どれもこれも納得のいく話で、大いに反省した次第でした。運動は付け焼き刃ではなく、地道にやれということでもありますね。

 それでは本題へ。出世レースで知られるサウジアラビアRCが、いよいよ今週行われます。少頭数7頭立てで精鋭が激突しますが、【コマンドライン(牡、父ディープインパクト)】は、新馬勝ちした6月の東京から放牧を挟んで着実に成長が見られるようです。もちろんデビュー戦は、余裕を残した仕上げだったと考えれば、さらなる上積みでどんなパフォーマンスを見せるか楽しみです。一方で【ステルナティーア(牝、父ロードカナロア、ラルケット)】も、8月の新潟で圧巻の新馬勝ち。現地で取材していましたが、上がり3ハロン32秒7という1頭だけレベルの違う切れ味に感服しましたね。「前走後、ジョッキーの方からエンジンの掛かりが速すぎる面を注意して進めてほしいとリクエストがあり、厩舎としても当初かたオンオフがはっきりし過ぎるところに気をつけていたので、引き続き折り合いに気をつけながら調整を進めてきました」と太田助手。今回はスローペースの切れ味勝負になりそうで、その末脚に注目ですね。ここから来年のクラシック戦線を見据えて、どの馬が飛躍のステップを踏むのか熱い土曜日です。

 東京への開催替わりとあって、今週の新馬戦の話題にもいきましょう。まず土曜の東京新馬戦(芝1800M)は、宮田厩舎の【インダストリア(牡、父リオンディーズ)】が初陣を迎えます。今年の読売マイラーズCなど重賞3勝馬のケイデンスコールの半弟で、ゲート試験に合格した頃から宮田師の評価が高かったのは、これまでもふれてきた通りです。「入厩当初から馬体は素晴らしかったです。この世代では、厩舎としても期待しています。厚みがあって、オーラがありますね」と、惚れ込み具合が伝わってきます。母のきょうだいにバランスオブゲームやフェイムゲームがいるなど母系も魅力的で、楽しみな注目株です。また【ブラックアピール(牝、父キタサンブラック、母アガルタ)】は、日曜の新潟新馬戦(芝1600M)にスタンバイ。「上(のきょうだい)が芝の長いところで走っていますし、そこにキタサンブラックですから、ゆったりとしたところがいいのかな」とトレーナーは語っており、広い新潟の舞台を選んだようです。祖母は切れ味自慢で鳴らしたブロードアピールですが、ゆくゆくは距離を延ばしても良さそうですね。また同じレースには、今年の大阪杯を無敗で制した【レイフル(牝、父ドゥラメンテ、母シェルズレイ)】が出てきますね。「小柄な牝馬で体重が思うように増えないので、平坦の1600M、広いコースの新潟へ。フットワークがきれいだし、きれいな馬場で走れれば」と太田助手。東京の開幕週らしく府中には東西から粒ぞろいなメンバーが集まっていますが、越後路にも面白いメンバーがそろっています。

 このまま宮田厩舎のPOG情報にいきますと、新馬の【エピファニー(牡、父エピファネイア)】は、来週10月16日の東京新馬戦(芝1800M)に向けて順調に調整を進めています。ゲート試験合格後の放牧から帰ってきて宮田師は「バランスのいい馬で、トップラインもいいままきています」と、うなずいていましたね。今週の坂路での追い切りは、古馬相手に食らいつき、上々の雰囲気です。また【オウケンムーンアイ(牝、父オウケンブルースリ、母ムーンフェイズ)】は、10月16日の東京新馬戦(牝馬限定、芝1600M)でのデビューを予定しています。こちらは18年の共同通信杯を制したオウケンムーンの全妹という血統です。

 ほかに新馬の話題では、林厩舎の【ムーディナイル(牝、父American Pharoah、母Henny Jenney)】は、来週10月17日の東京新馬戦(ダート1300M)で初陣の予定です。林調教師が「大型馬ゆえの緩さはありますが、山元トレセンさんで乗り込んでいただき、1本目の追い切りからしっかり動けていました。気性が素直で、操縦性も高いです。楽しみです」と、期待する(外)です。また同厩舎の【パンテレリア(牡、父イスラボニータ、母ラインレジーナ)】は、一度放牧に出ましたが、「すごく落ち着きがあって、距離の融通も利きそう」と語っていました。こちらは母のきょうだいにダノンカモンやクィーンズバーンなど重賞勝ち馬がおり、血統的に気になる一頭です。

 それでは今日のところはこのへんで。

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