◆サウジアラビアロイヤルC・G3(10月9日、東京・芝1600メートル)追い切り(10月6日、美浦トレセン)
注目馬コマンドライン(牡2歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト)がクリストフ・ルメール騎手を背にWコースで併せ馬を行い、迫力十分の動きを披露した。
僚馬を3馬身ほど追走してスタートし、道中は首をグッと下げて気合が乗った雰囲気。4コーナーで内に進路を取って並びかけると、直線でも鞍上の手綱は動かないままラスト1ハロン11秒5を叩き出し、半馬身ほど先着を果たした。
騎乗したルメール騎手は「反応は良かったけどちょっと重かったかな。止まってから大きな呼吸をしていました。フットワークはすごく良かった。ウッドチップは深いから硬い馬場ならもっといい走りができると思う。能力はありますから、いい競馬することを期待しています」と手応えを口にした。