渡辺雄太 ラプターズ本拠デビューで17分10得点7リバウンド 開幕ロースターへ猛アピール

スポーツ報知
初の開幕ロースター入りへ、存在感を放ったラプターズに所属する渡辺雄太(右、ロイター)

◆NBAオープン戦 ラプターズ123―107 76ers(4日、カナダ・トロント)

 ラプターズに所属する渡辺雄太(26)が4日(日本時間5日)、本拠地カナダ・トロントで行われたオープン戦初戦の76ers戦に途中出場。16分52秒プレーし、10得点、7リバウンド、2アシストをマーク。限られた時間でアピールし、初の開幕ロースター入りを大きくたぐり寄せた。チームは123―107で勝利した。20日(日本時間21日)には八村塁(23)が所属するウィザーズとの開幕戦を迎える。

 渡辺が初の開幕ロースター入りへ、存在感を放った。約17分で豪快なダンクシュート2発に、3点シュートは2本中2本とも沈め、10得点。ゴール下でも気迫を見せ、7リバウンド、2ブロックと躍動した。「いつも崖っぷちの気持ちでやっていかなきゃいけない」と常に強い覚悟を持っている男が見せた猛烈なデモンストレーション。ナース監督は「これまで以上にシュートに自信が持てている。とても積極的だった」と満足げ。NBA4季目は上々の滑り出しとなった。

 記念すべき一戦にもなった。昨季はコロナ禍で本拠地で試合が開催できなかったが、この日、ようやくトロントに戻ってきた。渡辺にとって本契約後初の“ホームデビュー”。第1クオーター途中、同点に追いつく3点シュートを決めると、ファンの拍手と大歓声を初めて肌で感じた。試合後、自身のSNSで「一年越しによーやくトロントのアリーナでプレーできて最高でした」と感謝。渡辺は地元ファンも注目する期待の存在だ。

 昨季は一定期間NBAに出場可能なツーウェー契約から、本契約を結び、選手として一つの大きな夢をかなえた。ただ、今季も立場が保証されているわけではなく、開幕に向け、まずは選手登録15人に残らなければならない。主力のフォワード2人が故障により11月まで離脱する見通しで、ナース監督は「現時点では間違いなく試合に出場する選手の1人」というが、厳しいNBAの世界で絶対はない。生き残りをかけ、渡辺の挑戦の1年が幕を開けた。

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