湘南のアマダイ釣りが好調…開幕直後なのにまるで最盛期「水温下がってこれからが楽しみ」 

スポーツ報知
江の島沖で釣れた良型アマダイ。今季は開幕から調子がいい(孝太郎丸提供)

 湘南のアマダイ釣りが好調だ。腰越港の報知指定・孝太郎丸では先月4日から乗合船を開始して、10日に48センチの大型が上がり、12日にはトップ9尾を記録した。片瀬港の同島きち丸でも今月3日から出船を開始。4日に47センチの大型を上げた。アマダイ釣りは水温が下がってから調子を上げてくるのが例年のパターン。50センチ級のジャンボサイズを狙うのもよし、数釣りを楽しむのもよし。最盛期はこれからだ。

 「例年なら開幕直後は水温が高いせいであまり食わないのですが、今年は少し様子が違うようです」と孝太郎丸の金子孝一船長は戸惑いを隠さなかった。それもそのはず、孝太郎丸ではトップが10尾に迫ろうかという好釣果が出たり、48センチ級という大型が釣れたりとまるで最盛期のような釣果を記録している。

 孝太郎丸が狙っているのは、江の島沖水深80~90メートル。ここは砂地が広がり、アマダイにとっては絶好のすみかとなっている。同じ江の島沖を狙って島きち丸でも3日に乗合船をスタートさせた。台風16号の通過で相模湾はシケ模様になり、海底近くは砂やゴミが舞い上がった状態になって、アマダイの食いが悪くなるかと心配されたが、こちらも初日トップ6尾と好調な滑り出し。4日には47センチの大型が釣れた。アマダイのほかにもワラサやアラ、鬼カサゴ、ヒメコダイ、レンコダイ、サバ、コノシロ、ムシガレイと実にさまざまな魚が食ってきた。いずれも食べておいしい魚なのでうれしい。

 はっきりした理由は分からないものの、予想以上の好スタートを切ったアマダイ釣り。秋が深まり、水温の低下とともに食いは上向いてくるのが例年のパターンだ。産卵が終わる年末から年明けにかけてが最盛期で「デカアマ」と呼ばれる50センチを超すようなジャンボサイズが釣れるようになる。

 最近では、オモリで底を小突いて砂煙を上げてアマダイの興味を引く釣り方が主流となっている。ただ、潮が流れていない時は効果的だが、潮が速い時は仕掛けを動かし過ぎると仕掛けが浮き上がってしまい、底近くにいるアマダイは食ってこない。「オモリを底から50センチほど上げて、静かに待っているほうがアタリが出やすい」と金子船長はアドバイスする。

 先週の台風通過で水温は下がった。「水温も21度台まで下がってきたので、これからが楽しみです」と金子船長はさらに食いがよくなると予測している。アマダイは鮮魚店では、なかなか手に入らない高級魚。これから来春まで限定の旬の味覚を狙ってみよう。(高田 典孝)

 ◆アマダイ釣りのタックル

 ▽竿…2メートル前後で7対3調子、オモリ負荷30~50号▽リール…中・小型電動タイプ▽道糸…PE3~4号▽仕掛け…中型片天ビンにオモリ80号、ハリス3号、全長2・5メートル。枝ハリスは2号30センチ。グレバリ11号2本。潮が速い時は、下バリの30~50センチ上にガン玉1~3号をつける▽餌…オキアミ

 ◆めも アマダイ乗合船は以下の船宿から出る。

 腰越港孝太郎丸(TEL0467・31・1344)。乗合船は午前6時30分出船。料金は餌、氷付きで9500円。女性と高校生以下は割引あり。駐車場完備(1回500円)。

 片瀬港島きち丸(TEL0466・25・9642)。乗合船は要予約。午前6時30分出船(出船30分前までに受付を済ませること)。料金は氷付きで9900円。女性と中学生以下は割引あり。港に駐車場あり。

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