桜塚やっくん事故死から8年…絶えないブログへの書き込み9万件超 ファンの心のよりどころに

スポーツ報知
桜塚やっくん

 お笑いタレント・桜塚やっくん(享年37)=本名・斎藤恭央(さいとう・やすお)さん=ら2人が2013年10月5日に山口県美祢市の中国自動車道で後続車にはねられ死亡した事故から8年がたった。桜塚やっくんのブログには、いまでも多くのファンからの書き込みが絶えない。

 桜塚やっくんが最後にブログを更新したのは、死の2日前である2013年10月3日。「ここ最近の事など。」というタイトルで、バンド活動で仲間と笑顔の写真を複数枚、掲載。「最近は、遠征したり打ち合わせしたり、収録したり、なんだか毎日めまぐるしく動いてます」と充実した様子をつづっていた。この最後の更新には、5日15時現在9万4399件のコメントが寄せられている。

 命日以外にも、やっくんの誕生日である9月24日付近には多くの祝福メッセージが寄せられる。それ以外の日でも、ファンは自身の近況や悩みなどを書き込んでおり、なかには新型コロナウイルスワクチンを打つことへの不安を打ち明け「見守っていてね」というファンも。やっくんのブログは、いまでもファンの心のよりどころのような存在になっているようだ。

◆事故の経緯

 5日午後4時50分ごろ、山口・美祢市の「中国自動車道」の下り線で、斎藤さんが運転する、バンドメンバーら5人が乗ったワゴン車が中央分離帯のガードレールに衝突。車は追い越し車線で止まったが、マネジャーの砂守孝多郎さん(享年55)が車外に出て、携帯電話で警察に通報していた際に後続のトラックにはねられ死亡。そのあと車外から路上に降り後続車を止めようとした斎藤さんも、乗用車にはねられ心肺停止状態に陥った。斎藤さんは美祢市立病院に救急搬送されたが、同日午後6時16分、心臓破裂のため死亡した。残る3人のうち、2人は軽傷を負った。

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