漫画「疾風の勇人」大和田秀樹さん描き下ろしイラスト 愛読者・岸田文雄新首相の手に「所得倍増」一升瓶

大和田秀樹さんがスポーツ報知に寄せた岸田文雄新首相のイラスト。手に持っている一升瓶には「所得倍増」の文字
大和田秀樹さんがスポーツ報知に寄せた岸田文雄新首相のイラスト。手に持っている一升瓶には「所得倍増」の文字
「角栄に花束を」
「角栄に花束を」
大和田秀樹さん
大和田秀樹さん

 臨時国会が4日、召集され、自民党の新総裁に選ばれた岸田文雄氏が第100代内閣総理大臣に選出された。岸田氏が「目標とする政治家」として名前を挙げる池田勇人元首相が主人公で、岸田氏も愛読しているという漫画「疾風の勇人」の作者・大和田秀樹さんがスポーツ報知に描きおろしのイラストを寄せ、新首相に就任した岸田氏に”エール”を送った。

 「疾風―」の単行本7巻の帯コメントを岸田氏に頼んだ担当編集者から、愛読者であることを知ったという大和田さん。「それまでも、政治家の中に私の作品を読んでくれている方がいるというのは聞いたことがあったのですが、岸田さんといえばお父さんも(池田氏が創立した)宏池会でしたし、いわば『生まれもっての宏池会』ともいえる方。それだけに驚きましたし、うれしかった」と振り返った。

 岸田氏の人柄については「正直、よく分かりません。でも、物静かな雰囲気を見せていますが、実際には“武闘派”だと思う。闘争心がなければ、派閥のボスは務まらないでしょうから」と、まだ謎に包まれているとした。ただ、確実に言えるのは「『令和の池田勇人』になりたいと考えていたことは間違いない」ということだという。

 「首相になった今、『池田の後継者』を名乗ってもいいと思う」という大和田さんは「池田は所得倍増計画で国民の給料を増やした。その池田を尊敬しているわけですから、我々の暮らしを良くしてくれるのを楽しみにしています」。岸田氏が経済対策を重視して「令和の所得倍増計画」を提唱している点に注目し、大きな期待をしている。

 同時に「いい意味で、もっとわきをあけた方がいいのでは」との思いを持っているという。「池田は当初は優等生のタイプでしたが、その頃は人気がなかった。ところが、有名な『貧乏人は麦を食え』など失言で叩かれた後、それを逆手に取ってメディアなどに『いじられる』ことで化けたところがありますから」。以前から「まじめ」「地味」と言われる岸田氏だが、そのイメージを打破し“一皮むけた”雄姿を見せてほしいと願っていた。

 ◆大和田 秀樹(おおわだ・ひでき)1969年9月19日、茨城県生まれ。52歳。1998年、「たのしい甲子園」で漫画家デビュー。2006年から月刊漫画誌「近代麻雀」で「ムダヅモ無き改革」の連載をスタート。現在、青年漫画誌「ヤングチャンピオン」で、田中角栄元首相をモデルにした漫画「角栄に花束を」を連載中。最新刊5巻が、11月18日に発売される。

大和田秀樹さんがスポーツ報知に寄せた岸田文雄新首相のイラスト。手に持っている一升瓶には「所得倍増」の文字
「角栄に花束を」
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