福永亮次が判定勝ちで東洋太平洋初防衛!3冠同時防衛を達成

スポーツ報知
12R、福永亮次(左)の右が梶颯の顔面を捉える

◆プロボクシング 報知新聞社後援「ダイナミックグローブ」 ▽東洋太平洋、WBOアジアパシフィック、日本スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇福永亮次 (判定) 梶颯●(2日、東京・後楽園ホール)

 東洋太平洋、WBOアジアパシフィック(P)、日本スーパーフライ級タイトルマッチは、統一王者・福永亮次(35)=角海老宝石=が挑戦者の梶颯(はやて、24)=帝拳=に判定勝ち。東洋太平洋は初防衛、WBOアジアPは3度目、日本王座は2度目の防衛に成功した。戦績は福永が15勝(14KO)4敗、梶は15勝(9KO)1敗。日本スーパーバンタム級最強挑戦者決定戦は同級2位・久我勇作(30)=ワタナベ=が判定勝ちした。

 安どしたような表情で福永は3本のベルトを掲げた。梶の強烈な右カウンターに耐えながら、左ストレート、ボディー攻撃でポイントを稼いだ。ジャッジは1人がドローも、2人が2ポイント差で支持。ライト級・吉野修一郎(三迫)以来、2度目の3冠同時防衛を達成した。

 薄氷の勝利に「ヒヤヒヤでした。ドローかと思ったので、ホッとした感じ。梶選手はメチャクチャ強かった」。判定勝ちは初めてだったが「12ラウンド戦えてキャリアを積めた」と前向きにとらえた。

 現在の世界ランクはWBO7位、IBF8位、WBC12位。「リトルパッキャオ」の異名を取る王者は「梶選手に勝てば世界に行くという気持ちで戦った。早く行きたい」と“本家”の6階級制覇マニー・パッキャオ(フィリピン)が引退表明した週に実力を示した。同じ階級にはWBO世界王者・井岡一翔(志成)が君臨するが「背中が遠くに見えたような気がします」。腫れた左目を冷やしながら、福永は控えめに言葉を続けた。(谷口 隆俊)

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