樋口新葉トリプルアクセル初成功!北京五輪で初の代表入り狙う

演技する樋口新葉
演技する樋口新葉

◆フィギュアスケート ジャパンオープン(2日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子で2018年世界選手権銀メダルの樋口新葉(わかば、20)=明大=が試合で初めて3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を成功し、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自己ベストを上回る136・27点で1位だった。河辺愛菜(16)=木下アカデミー=、松生理乃(16)=中京大中京高=、宮原知子(23)=木下グループ=を含めた4人が大技に挑戦。北京五輪代表争いが熱を帯びてきた。今大会は男女3人ずつのチームレッド、チームブルーに分かれ、フリーの合計点で競う団体戦。ブルーが勝利した。

 「ライオンキング」の雄大な曲に乗り、樋口が勇ましく踏み切った。流れるような着氷。出来栄え点(GOE)2・40点を引き出す美しいトリプルアクセルを披露した。「この試合で跳んで、次の試合に弾みがつけばいいなと思っていた。きれいに着氷できてよかった」。演技後は笑顔になり、胸の前で拍手。両手で小さくガッツポーズをつくった。

ジャパンオープン成績
ジャパンオープン成績

 初めて練習で降りたのは2017年4月だった。昨年11月のNHK杯では回転が4分の1不足し、GOEマイナスで成功とはならなかった。最近は他のジャンプの精度が向上したことで、アクセルの練習に時間を割けるようになった。「気持ち的にも余裕を持って臨めている」と、進化を証明した。

 17年全日本選手権は4位で、平昌五輪代表を逃した。「4年前の悔しい気持ちを忘れることなく、この4年間頑張ってきた。最後まで集中を切らさずに、自分の演技をしたい」。北京五輪のリンクに立つために、勝負のシーズンを全力で駆ける。(高木 恵)

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