◆都市対抗野球大会南関東地区2次予選第1代表戦▽日本通運9―0JFE東日本(2日・ZOZOマリンスタジアム)
日本通運(さいたま市)が“ドラフト候補投手リレー”で19年の都市対抗覇者・JFE東日本(千葉市)を下し、7年連続46回目の本戦出場を決めた。
プロ注目右腕・前田敬太(24)が先発し、8回6安打無失点。9回には、同じくドラフト候補に挙がる最速156キロ右腕・柴田大地(23)が登板。直球は152キロを計測し「0に抑えるという気持ちで、しっかり腕を振って投げられた」。武器のスプリットもさえ、危なげない投球で3者凡退に封じた。
この日は3球団のスカウトが視察。柴田について、ヤクルト・中西スカウトは「150キロ超えの真っすぐと、140キロのスプリットを投げられる、短いイニングでおもしろい投手」、DeNA・武居スカウトは「スピードもあるし、体も強い。楽しみなピッチャー」と高く評価した。