◆フィギュアスケート ▽ジャパンオープン (2日、さいたまスーパーアリーナ)
女子で平昌五輪代表の坂本花織(シスメックス)は133・26点で4位だった。新フリー「No More Fight Left In Me」を競技会では初披露。大きなミスなく演技を終えたように見えたその時だった。
フィニッシュで勢いあまって尻もちをついてしまった。恥ずかしさから、しばらく起き上がれなかった坂本は「最後、右のトウで止めるんですけど。スピンをして、その流れをつま先で止めようと思ったんですけど、一番下のトウにしかかからなくて、普通にスルッて抜けて…こけました。気付いたら天井が見えて、びっくりしました」。転倒と見なされ、1点減点になった。「無駄なマイナス1点がついてしまったので、今後はないようにしたいです」と誓った。
近畿選手権、アジアンオープントロフィー、GPスケートアメリカと今大会から4連戦に突入した。「まだまだ完璧な演技じゃなくて、伸びしろしかない。帰ってからしっかりやりこみたい。この試合から連戦で練習の時間を取れるわけではないので、一日一日充実させて、しっかりやりこんでいきたい」と意気込んだ。