【大学野球】上武大・ブライト健太はプロ4球団の前で3打数1安打

スポーツ報知
上武大・ブライト健太

◆関甲新学生秋季リーグ戦第1週第1節 ▽上武大2―1常磐大(2日・上武大野球場)

 新型コロナウイルスの影響で延期となっていた関甲新学生秋季リーグが開幕した。上武大の今秋ドラフト候補・ブライト健太外野手(4年=葛飾野)はプロ4球団のスカウトが視察に訪れる中、6回2死から右中間へ二塁打を放ち、3打数1安打。「個人としてもチームとしてもまだまだ。本調子だったら、入るような打球だった」と振り返った。

 コロナ禍に翻弄(ほんろう)されながらも戦う。8月中はコロナウイルスの影響で十分な活動ができなかった。「この2ヶ月ぐらい調子が上がってこなくて、それでも自分の実力を出すしかないので、腹をくくりました」と前を向いた。

 練習期間が少ない中での秋季リーグ開幕となったが、持ち前の身体能力の高さをプロのスカウトは評価した。この日は4球団のスカウトが視察。中日・松永編成部長は「遠くに飛ばす力があるし、足も速い。声も出てるし、カバーもしっかりしてる。走攻守三拍子そろった選手」と評価した。

 運命のドラフト会議が迫る。「人生の中で大きな日になることは間違いないですが、自分がやれることを出し切って、今は試合に集中して取り組もうと思っています」とブライト。まずは目の前の戦いに全力で挑む。

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