仲本工事、志村けんさんのバカ殿様人形にしんみり「何で先にいっちゃったの」

スポーツ報知
等身大のバカ殿様人形とフォトセッションに臨む仲本工事(右)

 ザ・ドリフターズのメンバーの仲本工事が2日、東京・松坂屋上野店で、「志村けん大爆笑展(東京)」(17日まで)のオープニングイベントに出席した。

 8月6日に大阪会場でスタートした「志村けんの大爆笑展」は、昨年新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村さん初の企画展で、全国10都市以上で来年12月まで開催される巡回イベント。志村さんの笑いのルーツ、コント映像、衣装、等身大座像の「リアルバカ殿様」などが展示されている。

 オープニングイベントで来場者を出迎えた仲本は、「この時期にこうやって展示会ができるのは、志村にとっても非常に喜ばしい。ファンの方には喜んで帰ってほしい」と笑顔。朝6時からいち早く会場に入って観覧したようで、「こんなシーンもあったなと思い出に浸っていた。10年以上前のものもあるかな。ファンの方の方が僕らより楽しめると思う」と語った。

 志村さんが亡くなってから1年半がたった。展示会の見どころでもある、志村さんのコントキャラクター「バカ殿様」の座像を前にして、仲本は「似てるよね。隣にいると話しかけたくなる。何で先にいっちゃったのって。加藤茶が悲しんでるぞ」としんみり。加藤茶と志村さんの絶妙な掛け合いを振り返り「会話のタイミングとか2人にしかできない。日本の財産ですから」と懐かしんだ。

 一方で、志村さんが亡くなってからも“気負い”はないといい、「僕らは単純だから、思い出に浸ってはいなかった。志村の思いを背負って演技したり、コントしてたら湿っぽくなる。そこは線引きをしています」と明かした。

芸能

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×