柔道男子日本代表新監督の鈴木桂治氏、自身監修のアカデミーで指導 子どもたちの「小さな目標」を後押し

スポーツ報知
柔道アカデミーで子どもと一緒に体を動かす鈴木桂治氏㊨

 10月から柔道男子日本代表監督に就任する鈴木桂治氏が30日、自身が監修する「鈴木桂治 柔道アカデミー」の体験会で講師を務めた。同アカデミーはさいたま市のスポーツクラブ「ジェクサー大宮」の協力で、10月に開講。4歳から小学生を対象に週2度、行われる。普段は国士舘大の後輩の武井俊裕氏が講師を務めるが、鈴木氏は「責任を持って成長を見届けていきたい」と代表活動などの合間を縫って、定期的に指導にあたる方針だ。

 鈴木氏は以前から幼稚園や保育園向けの柔道指導に関心があったという。構想が動き出したきっかけは長女の姿だった。ダンスを習い、発表会に向けて自宅で練習に取り組む様子を見て「小さな、近い目標を持ってやることが子どもにとって大事だと思った」。ダンスを教える知人に「柔道もそういう可能性がある」とアドバイスを受けたことにも後押しされたという。

 アカデミーは1コマが1時間。年代別に3つのクラスに分かれているが、必ずしも柔道の技術の向上を目指したものではない。「柔道を通じた教育、運動能力の向上、目標設定を一番に考えている」。この日は礼儀作法や受け身、前転やチューブを使って柔道の動きを体験する内容だったが、講師も参加する子どもたちも笑顔で取り組んだ。「柔道以外にも通じていく動きを取り入れていきたい。1年後に『サッカーをやります』っていうのももちろんOK。ここで培ったものが次のステージに生かされて欲しいという思い」とアカデミーの展望を描いた。

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