浦和DF宇賀神が女性アスリート支援 塩越ら3選手をマネジメント「世界を盛り上げるプロジェクトに」

スポーツ報知
女性アスリート支援プロジェクト「aim」に参加した三菱重工浦和の(左から)遠藤優、池田咲紀子、塩越柚歩(C)aim提供

 浦和のDF宇賀神友弥が30日、女性アスリートを支援・マネジメントするプロジェクト「aim」を発足し、三菱重工浦和のなでしこジャパンGK池田咲紀子、同MF塩越柚歩、MF遠藤優とオンラインで会見した。

 英語で「目標、狙い」などを意味する同プロジェクトは、女性アスリートの社会的地位の向上、スポーツによる社会・地域貢献活動を行うことで子供たちの夢や目標となるトップアスリート像を創る、そのサポート目的で発足。第1弾として、埼玉県出身で浦和の下部組織で育った3選手がマネジメント契約した。

 現役選手がアスリートをマネジメントするのは極めて異例。代表の宇賀神は「スポーツ選手の可能性は無限大。所属選手には積極的に社会貢献、地域貢献活動をしてほしい。そうすることで、みんなに支えられてると実感してほしい。日本、世界を盛り上げられるプロジェクトにしたい」と抱負を語った。

 約2年前。自身が代表を務めるNPO法人が運営する埼玉・戸田市のフットサルコートでFW菅沢優衣香(三菱重工浦和)らとプレーし、「衝撃を受けた」という。「サッカーがうまくて強い女子選手のすごさを体感した中でお金や環境面の話をして、すごい選手たちがこんなに厳しい環境にいるんだと知った。環境面をより改善し、女子アスリートの価値を高めるサポートをしたいと考えた」と構想の経緯を明かした。

 すでに同プロジェクトの一環として、今季WEリーグのホームゲームで3人がチケットを購入し、招待席にする取り組みを実施。宇賀神は「駒場の観客動員数を(1試合平均)年間5000人にしたい」と目標を掲げた。また、来月2日の大宮との「埼玉ダービー」(NACK)を盛り上げるべく、この日の午後9時からインスタライブを行う。

 今後の具体的な活動は未定だが、新型コロナ禍の状況を考慮しながら、幼稚園や小学校、児童養護施設や介護施設などを訪問し、それぞれの地元への地域貢献活動を模索していく。今後はさまざまなチーム、競技など、マネジメント選手を広げていく方針という。

 GK池田「宇賀神さんの『リーグ全体を盛り上げたい』という思いを聞き、ありがたかったし、心強かった。今年で29歳になり、自分自身がリーグにいる間にもっと盛り上げたい気持ちもあったけど、これからリーグを目指す選手にもっとリーグを素晴らしいと思ってもらいたいと思い、後にも残る活動ができたらと参加しました」

 MF遠藤「お声かけをいただいた時は私でいいのかとビックリしたけど、宇賀神さんの熱い思いを聞いて、契約させていただきました。一緒に築きあげていくメンバーを見て心強い、何か貢献できればと思いました」

 MF塩越「なかなか1人じゃ行動できない部分をaimとしてサポートしてもらいながら、社会貢献などで何かできることがあるのではと所属を決めさせてもらいました」

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