【中日】山井大介が今季限りで引退 07年日本シリーズで8回まで完全投球も降板 43歳球界最年長投手

スポーツ報知
07年日本シリーズ第5戦、8回までパーフェクトの投球で勝利投手となった山井

 中日・山井大介投手(43)が今季限りで現役を引退する意向を固めたことが29日、分かった。今季はリーグトップのチーム防御率を誇る投手陣がそろっていたこともあり、1軍登板はなし。4度のリーグ優勝に導いた右腕が、中日一筋20年のプロ生活に区切りをつけた。近日中にも発表される見通しだ。

 2001年ドラフト6巡目で入団し、先発に加えて中継ぎ、抑えをこなして黄金期を支えた。右腕の名が全国にとどろいたのは、王手をかけて臨んだ07年の日本ハムとの日本シリーズ第5戦。先発で8回まで完全投球を披露。史上初の快挙に期待が高まる中、右手中指に血まめができていたこともあって降板した。9回を岩瀬が3人で締めて史上初の継投による完全試合を達成。チームは53年ぶりの日本一に輝いた。

 14年には13勝で最多勝、最高勝率の2冠に輝いたが、近年は若手の台頭もあり登板機会が激減。それでも「納得していない。体力の衰えも感じていないし、若いやつに負けない」と昨オフは減額制限を超える40%減の年俸で契約を更改し、現役を続行。球界最年長投手として迎えた今季、2軍では規定投球回をクリアして7勝を挙げたが、チームの状況などもかんがみ、潔く自ら愛着のあるユニホームを脱ぐ決断をした。

 今後については未定だが、豊富な経験から得た知識を2軍の若手にも伝え続けていた。再びグラウンドへ戻ってほしいと、誰もが願っていることだろう。

 ◆山井 大介(やまい・だいすけ) 1978年5月10日、大阪・豊中市生まれ。43歳。神戸弘陵高、奈良産大、河合楽器を経て、2001年ドラフト6巡目で中日に入団。13年6月28日のDeNA戦(横浜)で史上77人目のノーヒットノーラン達成。14年には13勝で最多勝、最高勝率の2冠に輝いた。通算335試合、62勝70敗20セーブ、防御率3・75。179センチ、86キロ。右投右打。年俸2790万円。既婚。

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