【凱旋門賞】ディープボンドの大久保龍志調教師が会見「自分の手でかなえられたらこんなにうれしいことはない」

スポーツ報知
オンラインで会見した大久保調教師

 ディープボンド(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)で挑む大久保調教師が9月29日、海外の報道陣向けのオンライン記者会見に出席した。主なやり取りは以下の通り。

 ―今朝の追い切りの感じは。

 「前回のフォア賞と同じようなメニューで、6ハロンから入ってゴールに向かって加速していった。仕掛けるタイミングは良かったと思います」

 ―鞍上にバルザローナ騎手を起用した経緯を教えてください。

 「本来であればCデムーロ騎手でいきたいなと思っていたが、諸事情で乗れないということで、バルザローナ騎手がまさか空いているとは思わなかったが、2013年に日本に来ていた時に乗ってもらっていたし、うまいと思っていました。これ以上の人選はないと思います」

 ―前哨戦のフォア賞を逃げ切って勝ち、持久力がある馬だとは思うが、日曜の展開についてはどう考えているか。

 「天気予報も気にしていますが、金、土、日が雨ということで前走の馬場より重くなるかなと思う。前回の馬場も(この馬にとって)よかったが、もう少し重くなっても大丈夫。逃げるかどうかは、まだちょっとわからないが枠順、馬場状態などでいろいろ考えたい」

 ―フォア賞からここまでの仕上がり具合は。

 「フォア賞でどのくらいのパフォーマンスを出せるか戦う前は分からなかったが、フランスに輸送してからの状態が非常に良く、いい状態で出走できた。2400メートルで、前走から中2週というのは日本ではあまりやらないが、出来落ちもなく、ガラッと良くなっている感じもないが、前走と同じくらいの出来にはあると思います」

 ―日本にといって凱旋門賞を勝つというのは、どのような意味があるか。

 「たぶん大騒ぎになるとは思います。今まで日本の一番の馬が挑戦してきて、2着まではあるが、勝ったことはずっとなくて、日本の競馬の悲願になっているので、自分の手でかなえられたらこんなにうれしいことはない」

 ―出走するライバルのレベルも高いが、他の馬のイメージは。

 「フォア賞では(武)豊君が乗るブルームとかと戦いましたが、武豊騎手が乗るなら戦い方を変えてくるとは思うし、日本での実績はクロノジェネシスの方が上。末脚は驚異的なので侮れないと思う」

 ―馬主の前田幸治さん、晋二さんは、世界の舞台ですごく活躍されているが。

 「日本のみんなと一緒で、前田オーナーにとっても世界最高峰のレースだとおしゃっているので、何回もチャレンジして取りにいっているんだと思うんです。それが今回だったらいいと思います。世界をまたにかけて馬を走らせていますので、必ず取ると思います」

 ―フォア賞のレース後に『レースのリズムが合っていた』と言っていたが、日本の方がペースは速いと思う。今回、リズム変わってくると思うが、そのへんはどうか。

 「あまり日本ではこの馬は逃げることは少なく、常に馬を前において好位で競馬を運ぶことが多いが、ペースが速くなったらその戦い方できるし、いく馬がいなかったら前にいってもいい。後方にクロノジェネシスがいるのは気持ち悪いですけどね。スノーフォールも良くなってくるだろうし、いろいろと考えることはありますね」

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