◆米大リーグ ドジャース2―1パドレス(28日・ロサンゼルス=ドジャー・スタジアム)
パドレスのダルビッシュ有投手が28日(日本時間29日)の敵地でのドジャース戦に登板。4回5安打4四球2失点で降板。味方打線の反撃も無く敗れたため11敗目(8勝)を喫した。ダルビッシュがシーズンを終えて3つの負け越しになるのは初のケースとなる。
勝てばメジャー通算80勝目となって黒田博樹投手を抜いて日本人歴代単独2位に進出(最多は123勝の野茂英雄)するはずだったが、初回にT・ターナーに先制のタイムリー二塁打を許し、3回にもポロックに左前適時打で2点目を失った。4回は3者凡退だったが、85球を投げたこともあってマウンドを降りた。
打線も5回までドジャース先発ビューラーに1安打と完璧に抑えられている。
今季のダルビッシュは6月まで7勝2敗、防御率2・44と好調だったが、7月以降は7連敗含め1勝9敗と低迷。チームもジャイアンツ、ドジャースと首位争いをしていたが夏場に一気に後退し、ポストシーズン進出は絶望になった。