【阪神】中田賢一の現役引退を発表「好きな野球を職業にできたというのが一番」

阪神・中田賢一投手
阪神・中田賢一投手

 阪神は28日、中田賢一投手の現役引退を発表した。

 この日は2軍の練習試合・ソフトバンク戦(鳴尾浜)の試合前練習に参加。冒頭では投手陣の前で約2分間あいさつを行い、同じく今季限りで引退の桑原とキャッチボール。古巣・ソフトバンク関係者に報告する場面も見られた。

 中田「引退します、という話をして、これから最強阪神軍団をつくってください、という話をしました。(プロ野球生活を振り返って)やっぱりこういうふうに好きな野球を職業にできたということが一番。それを一生懸命やろうという思いでやっていました」

 平田2軍監督は「律義なやつだから。投球だけじゃなくて、アップからいい見本になってくれたよ。そういう小さいことの積み重ね。今の選手たちにもうるさく言ってるけど、中にはできてない選手もいる。最後の一歩まで妥協しない。そういうところで賢一がいいことを言ってくれた」と感謝した。

 19年オフに無償トレードでソフトバンクから加入した右腕は、昨季は3試合で0勝(2敗)。移籍2年目の今季は1軍登板がなく、2軍では13試合で4勝3敗、防御率5・81。最近では今月24日のウエスタン・オリックス戦(甲子園)に先発し、4回途中3失点だった。

 中田は04年ドラフト2巡目で中日入りし、新人から先発の一角として活躍。相手打者をねじ伏せる剛球で入団当時の落合監督から「暴れ馬」と称された。07年には自己最多の14勝。中日では3度のリーグ制覇、1度の日本一に貢献。さらに13年オフにFA移籍したソフトバンクでも3度のリーグ制覇、5度の日本一に輝くなど両球団の黄金時代を支えた。

 ◆中田 賢一(なかた・けんいち)1982年5月11日、福岡・北九州市生まれ。39歳。八幡高(福岡)から北九州市大を経て04年ドラフト2巡目で中日入団。ソフトバンク、阪神と渡り歩いた。通算297試合に登板し、100勝79敗1セーブ、防御率3・75。181センチ、84キロ。右投右打。夫人はフリーアナウンサーの角野友紀。

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