札幌が、クラブ史上初となるホーム4試合連続完封負け

スポーツ報知
勝利に沸く広島イレブンの横をうつむきながら歩く札幌MF金子(中央)

◆明治安田生命J1リーグ▽第30節 札幌0―2広島(26日・札幌ドーム)

 北海道コンサドーレ札幌が、クラブ史上初となるホーム4試合連続完封負けの屈辱を味わった。広島戦は前半3分に左CKから先制されると、後半39分にもPKで加点され、0―2で敗れた。シュート数こそ12対11と上回り、ゴールに迫るシーンは作ったが、リーグ戦では8月25日名古屋戦の0●2から、ホームで4試合連続無得点。勝ち点上積みはならなかった。

 押し込みはしたが、ネットを揺らすことは出来なかった。前半39分、MF駒井善成(29)の右ミドルは相手GKの好守に阻まれ、後半6分にMF金子拓郎(24)が体を投げうって押し込んだゴールは、VARの末、取り消された。届かなかった1点に、金子は「最後の質の部分はずっと言われてきたこと。そこに尽きる」と無得点を悔いた。

 いきなりの失点が、重くのしかかった。前半3分、広島が最初に得たCKから、先制点を決められた。宮沢裕樹主将(32)は「早い時間帯にやられて、相手の優位な展開になった」と言った。より攻撃的に出たが、しっかり守備ブロックを敷き、全員で体を張って来る広島の牙城に阻まれた。宮沢は「相手に引かれて崩さないといけなくなると、チームとしてのアイデアが乏しい。うまくいかない時の個人の判断力を上げないと」と自戒も込めて口にした。

 ホームで直近最後の勝利となった8月14日のFC東京戦は、前半2分に先制されながら3―2と逆転勝ちするも、以降はホームで4試合、先制されて完封負け。クラブ史上初の屈辱的結果に、宮沢は「難しい時期だが、向上心を持って修正しながらやっていくことが大事。今日のように見ている人がもやもやする試合をしてはいけない」と猛省した。

 攻撃の起点になるDF福森、得点源のFWジェイ、個人で打開できるMFチャナティップが別メニュー中と、主力を欠く状況が苦境につながっているのは確かだが、根本はぶれていない。「選手は何が何でも勝つという気持ちを見せてくれた」。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(63)の言葉通りのプレーを続ける限り、道は必ず開ける。(砂田 秀人)

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請