【ヤクルト】村上宗隆「目標にしていた」巨人・岡本和真を抜く21歳最年少100打点

スポーツ報知
1回2死一塁、右越えに38号2ラン本塁打を放つ村上宗隆

◆JERAセ・リーグ ヤクルト16―0中日(26日・神宮)

 ヤクルト・村上が中日戦の初回にリーグトップタイ38号2ランを放ち、自身初、史上最年少となる21歳シーズンで100打点に到達した。この一発で勢いづいた打線は山田も2発を放つなど14安打16点の大爆発し、6年ぶりのリーグ制覇へ首位をキープ。28日からヤクルトが3連勝、2位・阪神が3連敗すると30日に優勝マジック18が点灯する。

 これが主砲の真価だ。初回2死一塁。真ん中高めに入ってきた初球のシュートを村上は見逃さない。豪快なスイングから放たれた打球は、きれいな放物線を描いて右翼席中段へ舞い落ちた。先制の38号2ランに「初回から点が取れてよかったです」。この一発が呼び水となって先発全員の14安打で今季最多の16得点。高津監督は「ムネ(村上)の一発からいろいろなものが詰まっていた」とうなずいた。

 打点は100に届いて、18年に巨人・岡本和が22歳シーズンで達成した最年少100打点記録を更新した。「(100打点を)目標にしていたので達成できてすごくうれしい」とコメントも弾む。通算100本塁打に続き、打点も史上最年少記録を塗り替えるなど進化を続ける。4番ながらスタメン最年少の21歳は「僕の前を打つ先輩方がチャンスを回してくれるので、チャンスで打つのが4番の仕事。実感がわきました」と先輩に感謝した。

 チームは12試合負けなしで10年ぶりの8連勝。10連戦を7勝3分けで締めくくった。「すごくいい雰囲気で来ています」というベンチの最前列でひときわ大きな声を出しているのが村上だ。その姿勢は中学時代から続いている。熊本東シニアで指導した吉本幸夫監督は「人一倍声を出していましたし、そこは練習でも試合でも同じ。キャプテンシーを持っている子でした」。今や堂々たる中心選手になっている。

 2冠も見えてきた。38本塁打で巨人・岡本和に並び、打点も106の岡本和に6差と迫った。「狙えるのならしっかり狙って取りたいと思います」と欲ものぞかせたが、タイトルよりも欲しいのは優勝のはず。「チームが優勝することを考えて頑張ります」。6年ぶりの優勝へ。進化し続ける21歳が、主砲としての真価を見せつける。(秋本 正己)

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