福永祐一騎手が史上5人目の2500勝 武豊に続く2位のスピード達成

スポーツ報知
史上5人目の通算2500勝を達成した福永(右)。リーディングトップのルメールに祝福された

 福永祐一騎手(44)=栗東・フリー=は中京4Rで史上5人目のJRA通算2500勝を達成した。“らしい”形で決めた。福永とドライスタウトは抜群のスタートを決めながら、スッと好位に控えての追走。直線では先頭のワセダタンクを目標に加速して楽に前をかわすと、激しい雨が降るゴール板を余力十分に駆け抜けた。

 「馬たちが頑張ってくれて、積み重ねてきた数字だと思います」。ワグネリアンで悲願のダービー初制覇を成し遂げた18年以降、目の前の勝利を貪欲に狙うより、馬の競走馬生活全体を考える思いが強くなった。この日も楽に逃げられたはずだが、まるで競馬を教えるようなレース運び。それでも勝ち星を積み上げるペースは上がっている。3冠馬コントレイルと駆け抜けた昨年はキャリアハイの134勝。自然体が好循環を生んでいる。

 44歳9か月18日、デビューから25年6か月26日での達成は、ともに武豊(35歳10か月9日、17年10か月23日)に続く史上2位のスピード記録。2000勝と同じように、1996年に初騎乗初勝利を挙げた中京で決めた。「非常に思い入れがあるし、縁を感じます。今後も一頭一頭、自分のベストを尽くしていければと考えています」。原点の地で刻んだ大きな区切りも、まだ通過点。進化を続けるユーイチが、今後も日本競馬界を引っ張っていく。(山本 武志)

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