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【オールカマー】中山得意のウインマリリンがG2・3勝目 次はエリザベス女王杯でG1初WINだ

レイパパレ(右)などを力強く抜き去ったウインマリリン
レイパパレ(右)などを力強く抜き去ったウインマリリン

◆第67回オールカマー・G2(9月26日、中山・芝2200メートル、良)

 第67回オールカマー・G2は26日、中山競馬場で古馬16頭が争い、4歳牝馬のウインマリリン(横山武)が最速タイの上がりで直線抜け出し、重賞3勝目を挙げた。中山では6戦4勝と舞台適性を発揮し、1番人気レイパパレ(4着)、3番人気グローリーヴェイズ(3着)とG1馬を撃破。優先出走権を獲得した天皇賞・秋には向かわず、エリザベス女王杯(11月14日、阪神)でG1初タイトルに挑戦する。

 ウインマリリンの闘争心は燃えたままだった。最後の直線、横山武の合図とともに3番手からギアを上げる。内ロザムールと外レイパパレの隙間に入ろうとしたが、塞がれた。いったんブレーキをかける形になったが、レイパパレの外にあったスペースに入って一気に突き抜ける。並の馬なら走る気をなくしてもおかしくない状況。ルート変更にもひるまず重賞3勝目をつかみ、鞍上は「1回引っ張ってもったいなかった。それでも勝てたのは馬の力」とたたえた。

 ラスト200メートルまではジョッキーのイメージ通りだった。「ロザムールの後ろを行こうと思っていた。自分の思い描いた競馬ができた」。距離ロスなく、内で好位2、3番手を運んだ。そこで予期せぬ状況に陥ったが、それを乗り越えて勝つ強さがあった。手塚調教師も「反応がすぐできるようになった。鞍上の指示への反応が速いよね」と手放しで称賛した。

 天皇賞・春5着後、右肘にできた肘腫を取り除く切開手術を施した。負の影響が出てもおかしくなかったが、手塚師はむしろ「手術をしてからパワーアップした」と評価。前走から馬体重も14キロ増えたが、「すっきり見えた」と話す通り、しっかりした成長の証しだった。パドックや返し馬でも以前と比べて落ち着きが出て、大人のマリリンになった。

 天皇賞・秋の優先出走権は手にしたが、次はこの日と同距離のエリザベス女王杯に向かうと、指揮官は明言した。「今日は馬の力だけで勝てた。馬に救われただけ。次は自分の技術も発揮できるようにしたい」と横山武。これでG2・3勝目。次なる舞台はさらに相手も強化されるが、今のマリリンならG1にも手が届く。(恩田 諭)

 ◆ウインマリリン 父スクリーンヒーロー、母コスモチェーロ(父フサイチペガサス)。美浦・手塚貴久厩舎所属の牝4歳。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産。通算11戦5勝。総収得賞金は2億9043万1000円。主な勝ち鞍は20年フローラS・G2、21年日経賞・G2。馬主は(株)ウイン。

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