高木豊さん、巨人の逆転Vへ提言「一発で勝つチームだから中田翔をスタメンに」打てなくても居直り必要

スポーツ報知
5回2死満塁、糸井嘉男に右翼線3点適時二塁打を浴びた鍵谷陽平

◆JERAセ・リーグ 巨人3―4阪神(26日・東京ドーム)

 自力V消滅からの逆転優勝を狙うことになった巨人。スポーツ報知評論家の高木豊氏(62)は5回まで8四球の投手陣が必要以上に阪神打線を警戒していたことなどを指摘。“シンプル思考”への回帰を提言した。

 巨人は5回まで8四球。これでは守りのリズムも攻撃のリズムも取りづらい。ガンケルは球種も多くテンポのいいピッチングだった。こっちのテンポが悪いと、なかなかいい流れにはならない。慎重にということはあったと思うが、この3連戦に入るまで、阪神打線はあまり当たっていなかった。無安打が続いている佐藤輝に2四球を与えるなど必要以上に警戒していたが、もっと自信を持って投げ込んでほしかった。

 本来、巨人は少しぐらい点を取られても取り返せるチーム。3連戦初戦、岡本の3ランで追いつき丸の2ランで一気に勝ち越したような攻撃ができる。苦しい状況だが巨人はどっしり構えるしかないだろう。本塁打で勝つチームだから、ホームランバッターを並べるのも一つの手。この日はスタメンから外れた中田を戻し、打てなくても仕方ないという居直りも必要だ。

 考えすぎかなと感じる部分も多いので、大事なのはシンプルになること。バッティングでは、8回のようにファーストストライクを打っていく。投手ならコースを狙いすぎて四球を出すぐらいなら、低めに集めて長打を食らわないようにする。巨人は連覇しているだけに、居直ることが難しいのかもしれない。だがシンプルになれたら、ジャイアンツは強い。シンプルさが、チームを救っていくはずだ。(スポーツ報知評論家・高木豊)

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