【スプリンターズステークス展望】春秋スプリントG1連覇を目指すダノンスマッシュが中心

スポーツ報知
スプリンターズステークスに出走予定のダノンスマッシュ

 第55回スプリンターズステークス・G1が10月3日、中山の芝1200メートルの舞台で行われる。

 香港G1・チェアマンズスプリントプライズ6着以来となるダノンスマッシュ(牡6歳、栗東・安田隆行厩舎)が文句なしの主力。前走は早々と手応えをなくし、直線失速の敗戦だったが、この中間は実に順調。23日の1週前追い切りは栗東坂路で当日の一番時計となる50秒0をマーク。上がり1ハロンも12秒2と抜群の切れ味を披露した。手綱を執った川田騎手、安田隆行調教師も絶賛の動きで、ここまで万全の調整ぶり。19年3着、20年2着と惜敗続きのレースで、春の高松宮記念に続く、史上6頭目の同一年春秋スプリントG1連覇を目指す。

 4か月ぶりの実戦となったセントウルSでゴール前競り勝ったレシステンシア(牝4歳、栗東・松下武士厩舎)が続く。春の高松宮記念(2着)で1200メートル戦に初チャレンジ。スプリント2戦とも主導権を奪う競馬ではないが、先行、差しの形も身に付き、脚質に幅が出た。今回は間隔が詰まっており、中間はソフトな調整だが、馬体に張りが出て気配は良好。ルメール騎手の連続騎乗でG1・2勝目を目指す。

 CBC賞、セントウルS連続2着中のピクシーナイト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)。NHKマイル12着を最後にマイルから短距離路線に転向。勝ち星こそないが、持ち前のスピードを生かし、順応の走りを見せている。セントウルSは勝ち馬レシステンシアとは首差も、立ち回りの差が出たもので、力負けではなかった。デビュー時から「G1級」とこの馬のスプリント能力を高く評価する福永騎手とのコンビで頂点を狙う。

 初の1200メートル戦の春雷Sを勝ったジャンダルム(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)。出遅れた前走のセントウルS(4着)は上がりNO1の脚で追い込み、惜しい敗戦。レース後は「五分のスタートなら勝っていた。G1を勝てる馬」と浜中騎手は悔しがった。勝ち星がある条件でチャンス十分の一戦とみる。

 CBC賞1着、北九州記念2着ファストフォース(牡5歳、栗東・西村真幸厩舎)はサマースプリントシリーズ王者に輝いたロードカナロア産駒。中山の坂をこなせば勢いに乗って一気台頭も。

 この中間も坂路49秒8、50秒2と抜群の時計を出しているモズスーパーフレア(牝6歳、栗東・音無秀孝厩舎)、鞍馬S、安土城S連勝、セントウルS3着と中京で再び覚醒したクリノガウディー(牡5歳、栗東・藤沢則雄厩舎)、スピードは不気味なメイケイエール(牝3歳、栗東・武英智厩舎)にもマークが必要だ。(大上 賢一郎)

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