【オリックス】まだまだ止まらん!山本由伸が球団4人目12連勝

スポーツ報知
オリックス・山本由伸

◆パ・リーグ オリックス4―3楽天(25日・京セラドーム)

 オリックスの山本由伸投手が自身の連勝を12に伸ばす力投で15勝目を挙げた。球団では2010年に13連勝した金子(現日本ハム)以来4人目となる単独4位の大型連勝。今季4度目の連敗ストッパーの役割を果たし、勝利数に加えて防御率1・50、174奪三振もリーグ3冠を独走中だ。

 「ちょっと慎重すぎたかなというところはある」と振り返ったように序盤で球数を要したが、走者を出しながらも粘り強くしのぎ、6回までスコアボードに「0」を並べた。7回2死二、三塁から山崎剛の詰まらせた飛球が右前に落ちて2失点。8回2死一塁では茂木に右翼線を破られ、一塁走者が同点のホームを狙った。しかし、完璧な中継プレーで間一髪アウト。8回7安打2失点で勝利をつかんだ。

 右腕は「初回からリードをもらえたので、絶対に守るぞと。何とか勝ちきれて、本当に感謝しています。本当に支えられての1勝、1勝が積み重なっています」とチームメートに頭を下げた。1点リードを守り切り、中嶋監督は「(8回の中継プレーは)ビッグプレーだったと思います。疲れる試合でした。(山本は)最後にちょっとバテた感じがあったけど、本当によく投げたと思います。あの防御率なんでね。なかなか、崩れませんよ」と称賛した。

 右腕が感謝した打線は、初回1死から宗が自己最多を更新する先制6号ソロ。6月9日以来、出場59試合ぶりとなるアーチが殊勲打となり、宗は「今シーズン、もう打てないんじゃないかと思ってたので、入ってくれてよかった。たまたまですけどね。(山本)由伸の時に先制できたのでよかったです」と笑顔。お立ち台では、24日に病気の悪化のため現役引退が発表された西浦を思いやる言葉をこぼし「僕も去年まで(西浦と一緒に)外野手をやっていて、めちゃくちゃいい選手だったし、彼に負けられないなと思ってやっている部分はあったので、とても残念。体が元気でもいつ野球をできなくなるかわからないし、そういう人がいるということを、野球をできている僕らもしっかり考えていかないといけないし、そういう方たちのためにも、毎試合全力でやる姿を届けられたらいいなと思います。彼も彼の人生があるので、それを頑張ってほしいと思うし、彼のぶんもチームメート全員で1勝、1勝を積み重ねていけたらいいなと思います」と“戦友”に奮闘を誓った。

 首位・ロッテも勝ち、2・5ゲーム差は詰まらなかったが、3位・楽天との差を再び、2・5に広げた。勝ち越しをかけた26日のカード3戦目に向け、中嶋監督は「向こうも必死で来るわけだし、こっちも必死に守るわけで。そのせめぎ合いだと思うので、何とかそこを我慢してやっていきたいと思います」と力を込めた。

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