【阪神】俊介、引退試合は5打数1安打 最終打席で中前打「12年、あっという間でした」

7回2死一、二塁、中飛に倒れた俊介(カメラ・石田 順平)
7回2死一、二塁、中飛に倒れた俊介(カメラ・石田 順平)

◆ウエスタン・リーグ 阪神2―2オリックス(25日・甲子園)

 今季限りでの現役引退を表明している阪神・俊介外野手が、自身の引退試合に「1番・左翼」で先発出場。5打数1安打でプロ野球生活に別れを告げた。

 現役最終打席は同点の延長10回無死一塁。左腕・斎藤の初球、140キロ直球を振り抜き、中前打とした。一塁走者の遠藤は三塁まで到達。送球間に俊介は二塁を狙うも、アウトとなった。球場内は笑いと拍手に包まれた。

 試合後には引退セレモニーが行われ「タイガースに入団して12年、本当にあっという間でした。いいことも悪いこともたくさんありましたけど、今は悔いはありません。ファンのみなさま、家族、そして恩師の方、阪神園芸のみなさま、球団関係者のみなさま、本当に感謝の言葉しかありません」などとあいさつ。ナインの胴上げで宙を舞った。

7回2死一、二塁、中飛に倒れた俊介(カメラ・石田 順平)
7回2死一、二塁、中飛に倒れた俊介(カメラ・石田 順平)

 初回。大きな拍手の中で打席に入ると、球場のスピーカーからは通常2軍戦では流れない応援歌が。慣れ親しんだメロディーを背に、育成右腕・東の145キロ直球に手を出したが、遊ゴロに倒れた。

 3回無死一、三塁では二ゴロ併殺。しかし、この間に三塁走者の高山が生還し、チームに先制点が入った。4回1死二塁では荒西の141キロ直球に二ゴロ。2―2の7回2死一、二塁では黒木の149キロ直球を捉えたが、中飛だった。

 守備では左翼でスタートし、4回から右翼にポジション変更。7回から中堅に就き、外野の全ポジションを守った。

ライトスタンドに掲げられた俊介への横断幕(カメラ・石田 順平)
ライトスタンドに掲げられた俊介への横断幕(カメラ・石田 順平)

 背番号68のユニホームを着た虎党を中心に甲子園には2782人が足を運んだ。無人の右翼席には「虎一筋 俊足巧打で魅せた12年 俊介選手 お疲れさまでした」と書かれた横断幕が見えた。

 今季は近大の後輩・佐藤輝らの台頭で1軍出場がなく、右肩の痛みなどもあり、現役引退を決断した。通算成績は849試合に出場し、打率2割4分9厘、9本塁打、86打点。

7回2死一、二塁、中飛に倒れた俊介(カメラ・石田 順平)
7回2死一、二塁、中飛に倒れた俊介(カメラ・石田 順平)
ライトスタンドに掲げられた俊介への横断幕(カメラ・石田 順平)
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